買い替え時は?
包丁は研ぐことで切れ味を復活できるが、ピーラーやおろし金、スライサー等の刃物製品は研ぐことが基本的に難しい。そのため長く使ううちに切れ味が落ちてきた場合は買い替えがオススメだ。

「何年で買い替えるべきかは、製品や使用状況・保管状況で変わりますが、もともと良く切れていた食材が切りづらくなった、刃が入りにくく引っかかる、断面がガタガタする、などの症状が出てきたら買い替えのサインです。切れ味が落ちると食材の表面にもザラつきが出てきますし、見栄えや食感、味わいにも悪影響が出てきます。
新しく切れ味の良いピーラーやスライサーを使うと、良い包丁で切ったお刺身が艶よく見えるように、切った野菜の表面がツヤツヤに光り、食感も良くなりますよ」(広報宣伝部・林莉子さん)
同じピーラーやスライサー、おろし金を長年使い続けている人は、「切れ味が落ちてないか?」と改めて確認してみよう。
取材・文=古澤誠一郎