長野・岡谷市の諏訪湖で、無許可で設置された釣り用の台座がカメラに捉えられた。県は不法占用にあたるとして撤去と原状回復を求めている。湖畔を管理する職員によれば、警告書を掲示して対応を促したものの、数日で警告書を剥がされてしまったという。

湖畔に勝手に…釣り用の台座設置

長野・岡谷市にある諏訪湖で撮影されたのは、歩道の脇に置かれた不審な木の板だ。

やぶの中を進んだ先に設置された台座
やぶの中を進んだ先に設置された台座
この記事の画像(12枚)

やぶの中で道のようになっている先に進むと、見えてきたのは湖畔に置かれた“奇妙な台座”だ。設置されていたのは、釣り用の台座だった。

県の許可なく設置されていた釣り用台座
県の許可なく設置されていた釣り用台座

湖を管理する長野県諏訪建設事務所によると、釣り用の台座は3月21日に住民から「大きな工作物が設置されている」と通報があり見つかった。

県の許可を得ていないことから、河川法違反の「不法占用」にあたるという。

近隣住民は、「5、6年前からはあるね、確実に。撤去してほしい」と話していた。別の近隣住民も、「勝手に無許可で改造するのは、いいことではない」と語った。

剥がされた“警告書”に困惑する職員

県は10日、台座に「撤去」と「原状回復」を求める警告書を貼り、SNSでも呼びかけを行っていた。

しかし、間もなく警告書は剥がされてしまっていた。

“警告書”は剥がされていた…
“警告書”は剥がされていた…

職員は、「貼ってから1日、2日でなくなっている、人為的なものかな」と困惑した様子で語った。

県諏訪建設事務所・維持管理課の中川文晴課長は「間違いなく確信犯。悪意を持ってやったのではないか。非常にやるせない」と憤りをあらわにしている。

不法占用として撤去を求められている釣り用台座
不法占用として撤去を求められている釣り用台座

撤去に応じないなど悪質な場合は1年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金が科される可能性がある。
(「イット!」 4月17日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)