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【11月27日更新】

アメリカのトランプ大統領が、初めて「ホワイトハウスを去る」ことに言及した。しかし、依然として、大統領選挙での敗北を認めないことを強調している。トランプ大統領は26日、「(選挙に)不正があったので、敗北を認めるのはとても難しい」と述べたあと、大統領選挙で選ばれた選挙人が、12月14日に行う投票によって、バイデン氏の勝利が確定すれば、ホワイトハウスを去り、政権を手放す考えを示した。トランプ大統領「(選挙人の投票でバイデン氏勝利が決まれば、ホワイトハウスを去る?)間違いなく去る。わかるだろう」

選挙後、敗北宣言に最も近い発言と言える一方、「選挙人たちがバイデン氏の勝利を認めれば、間違いを犯すことになる」ともつけ加え、あらためて「選挙には不正があった」と主張した。一方、4年後の大統領選への出馬については、「答えたくない。はるかに先の話だ」と述べるにとどめた。

【11月26日更新】

アメリカのトランプ大統領は、ロシア疑惑をめぐって、うその証言をした罪に問われていた元側近に恩赦を与えたと明らかにした。トランプ大統領は25日、フリン元大統領補佐官に恩赦を与えたとツイッターで明らかにした。フリン氏は、ロシア疑惑をめぐって、うその証言をした罪で起訴されていた。アメリカメディアは、「盟友を救うために、権力の乱用が繰り返されている」などと批判している。

一方、政権移行の作業を進める民主党のバイデン氏は、この日、感謝祭の連休を前に演説し、新型コロナウイルス対策を徹底し、ウイルスとの闘いで団結を呼びかけた。バイデン氏は、「互いと闘うのではなく、われわれはウイルスとの闘いの中にあることを忘れてはならない」と述べ、「勝ったのは自分だ」と主張し続けるトランプ大統領を暗に批判し、リーダーとしての存在感をアピールした。

【11月25日更新】

アメリカ大統領選挙で当選を確実にしたバイデン氏は、24日、新政権で安全保障を担う閣僚たちを紹介し、演説では、同盟国との関係を重視していく姿勢を明らかにした。バイデン氏は「アメリカは、同盟国と協力してこそ最強になる。わたしのその信念を体現しているのが、このチームだ」と述べて、同盟関係を軽視した「アメリカファースト」のトランプ外交から決別する姿勢を鮮明に打ち出した。また、国家情報長官に初めて女性を起用したほか、国土安全保障長官にキューバ出身の移民を指名して、「アメリカの多様な価値観を体現した人選だ」とアピールした。

その一方で、トランプ大統領は、感謝祭を前にした24日、七面鳥に「恩赦」を与える恒例行事に参加した。例年は、ライバルの民主党を皮肉るトークで会場を沸かせてきたが、2020年はジョークも批判も封印する「異例」の演説で、選挙結果についても言及しなかった。

【11月24日更新】

アメリカの政権移行作業が正式に始まる。トランプ大統領は23日、政権の移行を管轄する政府機関に対し、「国益を第一に考え、必要な手続きをするよう伝えた」とツイッターに投稿した。

大統領選挙で当選を確実にした民主党のバイデン氏への引き継ぎ業務の開始を認める一方で、選挙結果をめぐる法廷闘争を続けることを強調した。バイデン氏側は、新型コロナウイルスや安全保障問題などについて対応できるよう、数日中に準備を進めるとしている。また、バイデン氏は、外交の要となる国務長官に、側近のブリンケン元国務副長官の起用を発表するなど、政権発足に向けた動きを加速させている。

【11月21日更新】

APEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議に、アメリカのトランプ大統領が、3年ぶりに出席。米中の攻防が続いている。APEC首脳会議は20日、オンライン形式で行われ、トランプ大統領のほか、中国の習近平国家主席や菅首相らが参加した。トランプ大統領の参加は、2017年以来、2度目で、大統領選で敗北が確実になって以降、初の国際会議の場だった。

「アメリカ第一主義」を掲げて多国間の枠組みに距離を置いてきたトランプ大統領だが、アジアの経済連携で影響力を拡大させ、中国をけん制する狙いがあるものとみられる。

一方、中国国営の新華社通信によると、習主席は、日本などが加盟するTPP(環太平洋経済連携協定)への加入を「積極的に検討する」と述べた。アメリカが離脱した自由貿易圏への参加に言及することで、「対中包囲網」の切り崩しを図った形。首脳会議では日本時間20日夜、自由貿易の推進や、新型コロナウイルスへの対応で連携することなどを盛り込んだ首脳宣言が採択された。

【11月18日更新】

アメリカ大統領選挙に不正があったというトランプ大統領の主張を否定した政府高官が、解任された。敗北を認めないトランプ大統領は、大統領選で不正があったとの主張を繰り返している。これに対し、選挙システムのサイバー対策を担う国土安全保障省サイバー・インフラ安全局のクレブス局長は、「選挙は史上最も安全に実施された」との声明を発表。

トランプ大統領は17日、「クレブス氏の声明は非常に不正確だ」と反発し、即時解任するとツイッターで表明した。政権高官を相次いで解任するトランプ大統領の行動に、政界からは「哀れだ」などと批判の声が相次いでいる。

【11月17日更新】

トランプ大統領の側近が、大統領選挙ではバイデン氏が勝利したとの認識を示した。ホワイトハウスのオブライエン大統領補佐官は16日、「現時点で、バイデン氏が明らかに勝利したように見える」と指摘。そのうえで、「政権移行の専門的な手続きを実施する。疑いの余地はない」と述べた。政権中枢からもバイデン氏勝利を認める声が出たことで、トランプ大統領はさらに苦しい立場に立たされた。

【11月13日更新】

アメリカ大統領選挙で当選を確実にした民主党のバイデン氏は、新政権の構想を練っている。その一方で、トランプ大統領は、沈黙を続けている。バイデン氏は12日、家族とともに別荘に移動し、週末まで滞在して、主要閣僚などの構想を練るとみられる。政権移行をめぐっては、トランプ政権下の担当部局が引き継ぎ開始を承認せず、バイデン氏側は、法的手段をとることも検討していると報じられている。一方、トランプ大統領は、ホワイトハウスで、ペンス副大統領やポンペオ国務長官などと会合を行ったが、この日も、公の場での発言はなかった。

アメリカメディアは、ジョージア州の再集計の結果が出るまでは、トランプ大統領が敗北宣言を行わない可能性にも言及していて、事態は泥沼化している。

【11月9日午前7時更新】

アメリカ大統領選挙で、当選を確実にした民主党のバイデン氏の勝利宣言から一夜明けたが、トランプ大統領は今後の対応を明らかにせず、沈黙を続けている。トランプ大統領は2日連続となるゴルフに出かけた。途中の路上では、バイデン氏を支持する市民が、敗北を受け入れないトランプ大統領に抗議の声を上げる場面もあった。

トランプ大統領は「本当の勝者が決まるように裁判を通じて求める」との声明を発表しているが、11月5日の会見以降は公の場で発言をしていない。今後の対応については、身内からも敗北を認めるべきだとの声が上がっていて、アメリカCNNは、メラニア夫人が説得を試みているとしている。

一方、勝利宣言をしたバイデン氏は8日、地元の教会の礼拝に参加した。9日には新型コロナウイルス対策チームを立ち上げると発表していて、2021年1月20日に発足する新政権の準備を本格化させる。

※9日11時現在

【図解解説】アメリカ合衆国大統領の決め方 大統領選挙人と総取り方式とは

【11月8日午後11時更新】

アメリカ大統領選挙で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン候補が「勝利宣言」を行い、「分断ではなく結束を目指す大統領になる」などと表明した。

初の女性副大統領となるハリス氏の呼びかけで登場したバイデン氏は、「国民は声を上げた。確かな勝利だ。分断ではなく結束を目指す大統領になると約束する」と述べたほか、「アメリカを再び尊敬される国に戻す」と表明した。また、トランプ支持者にも結束を呼びかけるなど、トランプ大統領との違いを鮮明に打ち出した。

一方、バイデン氏の当選確実という報道をゴルフのプレー中に知ったトランプ大統領は、「選挙はまだ終わっていない」などとする声明を出し、あらためて裁判で争う姿勢を示した。

最終的な選挙結果が確定するまでには当面混乱が続くとみられる。

(関連記事:「アメリカが再び世界に尊敬される国となるために」バイデン氏勝利宣言で何を語ったか 演説全訳

【11月8日午前7時更新】

アメリカ大統領選挙は、投票日から丸4日たった7日、民主党のジョー・バイデン候補が「選挙人の過半数を確保し、勝利した」と地元メディアが一斉に報じた。バイデン氏は、日本時間8日午前10時に勝利宣言を行う予定。

デラウェア州では、勝利を待ちわびていた支持者数百人がすでに集まっていて、「民主主義の成果だ」と歓喜の声を上げている。

7日、激戦となっていたペンシルベニア州をバイデン氏が制し、当選に必要な選挙人の過半数を確保したため、地元メディアが、バイデン氏勝利を一斉に伝えた。

バイデン氏は、声明で「選ばれて光栄だ。怒りを捨てて結束する時が来た」と国民に呼びかけ、自宅でジル夫人と撮影した笑顔の写真を公開した。

また、初の女性副大統領に就任することになるハリス氏も、電話でバイデン氏を祝福する様子をツイッターに投稿した。「やったわ! あなたが次の大統領になるんですよ!」

各国の首脳も続々と祝意を発表している。バイデン氏は今後、政権移行に向けた準備を加速する見通し。

【11月8日午前1時更新】

アメリカ大統領選挙は、投票から4日過ぎても結果が出ないという事態が続いている。

民主党のバイデン候補は、激戦州のペンシルベニア州など4州でリードを広げていて、開票作業に全米の注目が集まっている。開票は、激戦州のペンシルベニア州やジョージア州など6つの州で続いているが、現時点でバイデン候補が、4州でリードを広げている。すでに253人の選挙人を獲得しているバイデン候補は、選挙人20人のペンシルベニア州で勝利すると過半数に届き、勝敗は決定的になる。「総得票数を見れば明らかだ。国民の過半数の支持を得て、われわれは勝利する」

一方、トランプ大統領は、7日も朝から「何万もの違法な票が投票締め切り後に激戦州に届いた」などと根拠を示さないツイートを繰り返し、ツイッター側が警告ラベルをつけた。トランプ大統領は先ほど、ゴルフ場に到着したもようだが、弁護団はこのあと、日本時間の8日午前1時半から記者会見を行う予定で、あらためて郵便投票の開票などについて抗議するとともに、法廷闘争について説明するとみられる。

【11月7日午後6時更新】

日本時間7日午前11時50分現在、自宅にいるバイデン氏は、このあとまもなく国民に向けて演説を行う予定だが、地元メディアは、「過半数に達しないかぎり勝利宣言を行わないもようだ」と伝えている。

激戦州の最新情勢だが、ペンシルベニアは、バイデン氏が逆転したものの、差はわずかで、開票が続いている。同じくバイデン氏リードに転じたジョージア州は、集計のやり直しを表明した。

しかし、勝利を見据えた動きは進んでいて、関係筋は、FNNの取材に「バイデン氏が、重要閣僚に女性の起用を検討している」と明らかにした。さらに地元メディアは、シークレットサービスが通常、勝利確定後に行う警備強化をすでに始めたと伝えている。

一方のトランプ大統領は、ツイッターに「バイデン氏は大統領就任を不当に主張するべきではない。訴訟手続きは始まったばかりだ」と投稿するなど、1歩も引かない姿勢で、混乱はさらに続くとみられる。

【11月6日午後5時更新】

アメリカ大統領選挙は、民主党のバイデン候補がリードを保っているが、いまだ勝敗が確定せず、激戦州で開票が続いている。選挙人の数は、トランプ大統領の214人に対して、民主党のバイデン候補が253人。バイデン氏は、過半数の270まで、あと17人に迫っている。

勝利に王手をかけるバイデン氏は、新型コロナウイルス対策で「冷静さ」をアピール。トランプ大統領とは対照的なリーダー像を打ち出し、勝利後を見据えた動きを活発化させている。「アメリカにおいて、投票は神聖なものだ。集計後、私とハリス氏が勝者になることに疑いはない」

ウイルス対策の協議後、バイデン氏は演説で、開票を続けることの重要性をあらためて強調する一方、トランプ大統領の名前を一度も口にせず、直接的な批判は避けた。

トランプ大統領と同じ土俵に乗ることをあえて避けたものとみられ、支持者に対しても、「冷静でいてほしい」と呼びかけた。「僅差の勝利では、国の分断がさらに深まり、修復不可能になる」との声が上がっているだけに、冷静なリーダー像を示して、懸念の払拭(ふっしょく)をはかる狙いもあるとみられる。一方、訴訟を連発するトランプ大統領側への対応について、陣営の弁護士は「根拠のないでっち上げで、誤解を広めようとしている」と非難した。水面下では、裁判闘争への準備も着々と進めているもよう。

一方、トランプ大統領が2日間の沈黙を破って、突然開いた記者会見。16分間の会見は、現状に対する「恨み節」に終始した。「合法な票だけを数えれば、私の楽勝だ。遅れて到着した違法な票を数えれば、バイデン陣営は、選挙結果を盗むことができる。証拠が非常に多くあるので、最高裁で争われることになるだろう」

トランプ大統領は、あらためて「郵便投票で不正が起きている」と強調し、「違法性のある票は無効にすべきだ」と主張した。また最終的には、「最高裁で争われるだろう」と述べ、法廷で徹底的に戦う構えを見せている。ただ、「不正だ」と主張する具体的な根拠については、記者の質問には答えず、そのまま立ち去った。

トランプ陣営は、集計差し止めを求めて、少なくとも4つの激戦州で提訴をしているが、ミシガン州とジョージア州の訴訟は5日、いずれも退けられている。法廷闘争でも一部出ばなをくじかれ、焦りを募らせているとみられているが、ほかの州でも提訴を拡大させ、1歩も引き下がらない姿勢。

【11月6日午前8時45分】トランプ大統領が演説

投票日から2日経過してもいまだに決着がついていないアメリカ大統領選挙。
トランプ大統領が日本時間の午前8時45分からホワイトハウスで演説し「選挙で不正が行われ、選挙は盗まれようとしている」「合法的な票を数えれば、私は楽勝だ」とした上で、「最後は最高裁で法的に争うことになるかもしれない」と改めてこれまでの主張をくりかえした。

【速報】トランプ大統領が演説「合法的な票を数えれば、私は楽勝だ」投票の不正を主張

アメリカ大統領選の結末は泥沼の裁判へ、今回一番の敗者は米メディア

【11月6日午前6時】

アメリカ大統領選挙は投票日から3日目となり、日本時間6日午前6時現在も激戦州で開票作業が続いているが、いまだに勝敗が確定しない状況が続いている。勝利に王手をかけた民主党のバイデン氏に対し、トランプ大統領が次々と訴訟を仕掛ける前代未聞の展開が続いている。

最新の情勢では、ペンシルベニア州など5州で接戦を繰り広げていて、トランプ大統領がわずかにリードするジョージア州の結果は、間もなく判明する見通し。

トランプ陣営は5日、新たにネバダ州でも開票の差し止めを求める訴訟を起こすと発表した。

これに対し、バイデン陣営は「勝利を確信している」、「訴訟は無意味だ。トランプ陣営は国民の間に誤解を広めようとしている」と非難した。

トランプ大統領は、この日は公の場に姿を見せていないが、バイデン氏は先ほど、副大統領候補のハリス氏とともにスタッフと面会し、現在の状況について協議を行ったとみられる。

各地の開票所の周辺では、双方の支持者数百人が至近距離で対峙(たいじ)し、緊張が高まる一幕もあり、混乱が広がる懸念が出ている。

【11月5日午後7時更新】

次の大統領が決まらないまま、国内の分断は、さらに深まりを見せている。

ミシガン州デトロイトの開票所。地元メディアなどによると、開票作業を見守るため、およそ30人が集まったものの、入場が認められなかったため、ガラス窓をたたいたり、大声を上げるなどして開票作業を妨害。警察官が出動する騒ぎとなった。大半が、トランプ大統領を支持する有権者とみられている。

そのミシガン州および、同じく激戦州のウィスコンシン州では、民主党のバイデン氏が勝利を確実にし、当選ラインの選挙人270人に迫る情勢。激戦州での逆転勝利を受け、バイデン氏は、新大統領への自信を示した。「長い夜が明け、われわれが過半数を得るため、必要な州で勝利しているのは明らかだ」

対するトランプ陣営が、郵便投票の集計中止などを求め、提訴の動きに出る中、それに反発する市民の動きも活発化している。デモの参加者は、すべての票をカウントしろと口々に叫んで行進を続けている。

ニューヨークでは、開票の続行を求めるバイデン支持者たちが、アメリカ国旗を振りながらデモ行進。警戒にあたっていた地元警察との間で衝突も発生。こうした混乱に対し、全米各地で緊張が高まっている。

【11月5日正午】

接戦の続くアメリカ大統領選挙で、開票は異例の2日目に入り、民主党のバイデン候補が優勢。

両陣営のこれまでの選挙人の獲得人数だが、トランプ大統領の214人に対し、バイデン氏は253人と、過半数の270人に迫っている。これは、日本時間の5日朝になって、勝敗の行方を握る中西部の「ラストベルト」と呼ばれる接戦州・ウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を収めたため。

ペンシルベニア州でも郵便投票の開票が進んでいるが、トランプ大統領の陣営は、ミシガン州やペンシルベニア州などで、さっそく法廷闘争の動きを見せている。

【11月5日】

アメリカ大統領選から一夜明けたが、最終結果はまだ出ず、大接戦となっている。勝敗の行方は、中西部などの激戦州に持ち込まれた。激戦州での開票がまだ続く中、選挙前から法廷闘争に持ち込む考えを示していたトランプ大統領側からは、早速、提訴の動きが出ている。

これまでの選挙人の獲得数はトランプ大統領の214に対し、バイデン氏が237と接戦になっている。

トランプ大統領が4日未明、一方的に、「事実上の勝利宣言」をしたのに対し、バイデン氏は「すべての票がカウントされるまで選挙は終わらない」と述べて、最終的な開票結果を見守る考えを示している。

勝敗の行方は、郵便投票の開票が進むペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの「ラストベルト」と呼ばれる激戦州に持ち込まれていて、そのうち、ウィスコンシン州はバイデン氏が勝利した。

トランプ大統領の陣営は、ミシガン州の開票作業を適正に監視できなかったとして、集計の停止を求めて裁判所に提訴した。さらに、ペンシルベニア州でも提訴の構えをみせているほか、ウィスコンシン州の集計については、「不正があった」とやり直しを要請している。トランプ大統領は、選挙前から「最高裁判所に持ち込む」と発言していて、開票をめぐる混乱はまだ続くとみられる。

【11月4日午後4時過ぎ】トランプ大統領が演説

トランプ大統領は日本時間4日午後、ホワイトハウスで演説し、一方的に事実上の勝利宣言を行った。「われわれはこの選挙に勝つ。ただ、わたしからしたら、すでに勝ったも同然だ」
トランプ大統領は、フロリダ州やオハイオ州などの激戦州で次々に勝利を確実にしたことを指摘し、「勝ったも同然だ」と強調した。

また、郵便投票については、最高裁に訴えて集計を止める考えを示した。
トランプ大統領はこれまでのところ、獲得選挙人がまだ過半数に至っていないが、激戦州で次々と勝利を確実にしていて、勝利に自信を深めた形。

一方で、ラストベルトと言われる中西部のミシガン州、ウィスコンシン州、ペンシルベニア州の開票作業はまだ続いていて、この3つの州をバイデン候補が取れば形勢は逆転する可能性があり、訴訟合戦へとつながる可能性が出てきた。

【速報】米大統領選 トランプ氏 事実上の勝利宣言 「すでに勝った」と演説

【速報】トランプ氏“事実上の勝利宣言” 激戦州を制覇「大きな成功」

【速報】バイデン氏 崩れたシナリオ フロリダ落とし挽回厳しく?

【11月4日午後2時半頃】トランプ大統領「大きな勝利だ」 バイデン氏がツイートで反論

トランプ大統領は、日本時間午後2時半ごろ「今夜声明を出す。大きな勝利だ」とツイッターに投稿した。

この直後、民主党のバイデン候補は「勝者を決めるのは私でもないしトランプ氏でもない。有権者だ」と反論のツイートを投稿し、現地が深夜になっても両者の戦いは続いている。

【速報】トランプ大統領「大きな勝利だ」 バイデン氏がツイートで反論

【速報】米大統領選 トランプ氏 激戦州で優勢 “民主党が選挙盗もうと...”ツイートも

【11月4日午後2時半すぎ】接戦州フロリダはトランプ氏が制す

注目された接戦州のフロリダ州でトランプ大統領の勝利が決まった。フロリダ州は選挙人の数が29人と全米で3番目に多く、ここで勝利したことによりトランプ氏は有利になった。

【速報】フロリダ落とし陣営ショック 挽回なるか バイデン氏は...

大接戦! 激戦集の最新状況 大票田フロリダでトランプ氏勝利

【11月4日正午】

混乱のシナリオが想定される中、ニューヨーク州、テネシー州など18の州で確定が出た。

(関連記事:米大統領選 選挙人270人目指し...開票速報 18の州で確定

【11月4日午前11時】

全米各地で投票が進む中、マサチューセッツ州、インディアナ州などで結果が判明した。

(関連記事:アメリカ大統領選 すでに結果判明の州の特色…カギは郵便投票の集計

【11月4日更新】

いよいよ投票日を迎える。激戦州では、不測の事態も予想され緊張が高まっている。

「明日、この国を守ることに失敗した大統領に終止符を打てる。今こそトランプが荷物をまとめて家に帰る時だ!」とバイデン候補(77)から批判されたトランプ大統領(74)は、前日に続き、真夜中の集会で必死にアピール。最後の演説会場に選んだのは、ミシガン州の町。逆転勝利を収めた4年前の選挙戦でも最後に演説した場所で、験を担ぐ狙いがあったのかもしれない。

トランプ大統領「わたしが4年前に言ったことを覚えているか? わたしが君たちの声となる。“アメリカを再び偉大に”」真夜中にもかかわらず大勢の人が詰めかけ、午前1時13分までの77分間しゃべり倒した。

アメリカ国内では今、どちらが勝っても、治安が悪化するとの不安が広がっている。

激戦州ペンシルベニアの街の中心部には、州兵も動員されていて、銃を構え、かなり緊迫した雰囲気だ。地元住民は「もしトランプが再選されれば、略奪が起こるかもしれないし、バイデンが勝利して何か起きたとしても驚きではない」と話した。ペンシルベニア州では先週、黒人男性が警察官に銃で撃たれ死亡する事件をきっかけに、略奪行為も発生。不測の事態に備え、武装した州兵が厳戒態勢を敷いている。

異例の光景は、首都ワシントンでも見られた。ホワイトハウスの近くにあるレストランでも、混乱に備えてガラスを板で覆う作業が進められていた。レストラン店員は「前回の選挙の時は、誰もこんなことしていなかった。早く日常に戻ってほしい」と語る。

はたして、波乱の対決を制するのはどちらなのか。

【10月30日更新】

トランプ大統領とバイデン候補は29日、大票田のフロリダ州の同じ町で、同じ時間に支持者集会を開き、それぞれ支持を訴えた。民主党のバイデン候補は、ドライブイン方式の集会を開き、トランプ大統領の新型コロナウイルス対策をあらためて批判した。「トランプ大統領は白旗をあげて、国民を見捨て、ウイルスに屈した」会場周辺には、トランプ大統領の支持者も集まり、両陣営の支持者同士がにらみ合う場面も見られた。一方、トランプ大統領は、フロリダ州では10月5回目となる集会を開き、投票を呼びかけた。「5日後、われわれはフロリダ州で勝つ。次の4年を勝ち取るのだ」

全米で3番目に選挙人の数が多いフロリダ州は、両候補にとって絶対に負けられない重要な州。フロリダ州での最新の支持率は、バイデン氏が1.6ポイントリードしていて、トランプ大統領が激しく追い上げる形となっている。

【10月28日更新】

投票日が1週間後に迫った大統領選。トランプ大統領と民主党・バイデン候補の両陣営は、それぞれ当選の鍵を握る重要な州で集会を開くなど、総力戦で追い込みをかけている。トランプ大統領は27日、前回の大統領選挙で勝利したミシガンなど、3つの州を回って集会を開き、支持を訴えた。また、この日はメラニア夫人が、激戦州のペンシルベニア州の集会に単独で参加し、バイデン氏を批判した。「バイデンと社会主義者の政策が、アメリカと、この4年間に築かれたすべてを破壊する」

一方、バイデン氏は、トランプ支持層の切り崩しを狙い、共和党の牙城とされるジョージア州で演説した。「トランプ大統領は何もやってない。わたしが大統領になったら、共和党と協力し、家族やビジネス、学校に経済支援をする」

全米の最新の世論調査で、トランプ大統領は、バイデン氏に7.1ポイント差をつけられ、依然として劣勢。

【10月27日更新】

大統領選挙の投票日が来週に迫る中、両候補は「最重要州」の1つ、ペンシルベニア州で激しく火花を散らした。ペンシルベニア州は、勝敗の鍵を握る激戦州として、両陣営が活発に運動を行っている。最新の世論調査では、州内での支持率は、民主党のバイデン氏が4.8ポイント、トランプ大統領をリードしている。

挽回を狙うトランプ大統領は26日、ヘリコプターも使って州内の3カ所を回り、演説でバイデン氏を攻撃した。「バイデン氏は、新型コロナウイルスを理由に集会をやらないと言っているが、誰も来ないから集会を開かないのだ」

一方、バイデン氏は、州内の陣営を突然訪問して激励した。「トランプ大統領が、最高裁判事指名の式典を行った時に集団感染が起きた。彼は教訓を得るべきだ」バイデン氏は、最高裁判事に決まったバレット氏の承認式典について、「屋外かどうかにかかわらず、大人数で集まるべきではない」とトランプ政権の対応を厳しく批判した。

【10月22日更新】

両陣営が連日激戦州で支持を訴える中、“新旧大統領対決”が実現した。

大統領選の勝敗を左右する「最重要州」、ペンシルベニアで、オバマ前大統領が、野党・民主党の集会に初めて登場した。「トランプは国民を守るつもりがない。自分の身を守る基本的なことさえできなかった」

定評ある演説で、バイデン氏への支持を訴え、トランプ批判を展開すると、ドライブイン形式の会場には、賛同を示すクラクションが鳴り響いた。

対するトランプ大統領は、ノースカロライナ州で大規模集会を開き、“トランプ節”で会場を沸かした。「もしバイデンが勝てば、中国がこの国を支配する」

日本時間23日午前には、両候補による最後のテレビ討論会が予定されている。

【10月21日更新】

アメリカ大統領選挙の投票日が2週間後に迫り、トランプ大統領は20日、勝敗のカギを握るとされるペンシルベニア州を再び訪れ、支持を訴えた。演説では、民主党候補・バイデン氏が州の経済を支える天然ガス産業を、環境保護を理由に閉鎖するつもりだなどと持論を展開した。

一方、バイデン氏はツイッターに、「わたしが大統領になれば、ウイルスを制御するために1分たりとも時間を無駄にしない」と投稿し、新型コロナウイルス対策を軽視しているとして、トランプ大統領を批判した。

今回の大統領選で勝つために最も重要とされるペンシルベニア州での最新の支持率は、地元が近いバイデン氏が3.5ポイントリードしている。

【10月19日更新】

アメリカ大統領選挙は、投票日がおよそ2週間後に迫る中、両候補が激戦州を行脚し、支持を訴えた。挽回を狙うトランプ大統領は18日、期日前投票が始まったネバダ州で、教会の礼拝に出席して保守層にアピールした。その後は、隣のカリフォルニア州で、立て続けに支持者と面会したあと、再びネバダ州に戻るという慌ただしい日程をこなしている。トランプ大統領「選挙まであと16日だ。われわれがネバダ州で勝つだろう。私は順調そうだと思わないか」

一方、民主党のバイデン候補は、ノースカロライナ州でドライブスルー形式の支持者集会を開き、「新型コロナウイルスの感染状況は悪化しているのに、トランプ大統領はうそをつき続けている」などと批判を展開すると、会場には賛同を示すクラクションが鳴り響いた。

【10月15日更新】

投票日まで3週間を切ったアメリカ大統領選挙で、中止になった討論会の代わりに、両候補が同じ時刻に別々のテレビ局に生出演することが決まった。アメリカのNBCテレビは、トランプ大統領がフロリダ州で15日夜の番組に生出演し、タウンミーティング形式で有権者の質問に答えると発表した。一方、民主党のバイデン候補は、同じ時間にペンシルベニア州から、ABCテレビに生出演する。

【10月14日更新】

アメリカの大統領選に向けた活動を再開したトランプ大統領は、連日、接戦州で大規模な集会を開いている。一方、民主党の候補、バイデン氏も各地で演説を続けていて、投票日が3週間後に迫る中、選挙戦は激しさを増している。

トランプ大統領は13日、大統領専用機でペンシルベニア州の会場に乗り付け、集まった数千人の支持者を前に演説し、バイデン氏の批判を展開した。「新型コロナの治療を受けた時、スーパーマンのような気分になった。バイデン候補は“いいやつ”ではない。彼はバカだ」

一方、バイデン氏は13日、大票田のフロリダ州で密集を避けた「ドライブイン集会」を開催した。「あなたが未来を決める、トランプ大統領ではない。投票しよう」

最新の世論調査では、全米の支持率平均で、トランプ大統領はバイデン氏に10ポイントリードされていて、投票日が3週間後に迫る中、巻き返しを図れるかが注目されている。

【10月13日更新】本格復帰

新型コロナウイルスの感染で選挙活動を中断していたアメリカのトランプ大統領は、感染後初めて、大規模な支持者集会を開いて演説し、選挙戦に本格復帰した。トランプ大統領は12日、接戦が予想されるフロリダ州の空港に設けられた会場に、大統領専用機を乗りつけて登場し、支持者にマスクを投げるパフォーマンスを見せたが、自身はマスクなしで演説に臨んだ。

これに先立ち、トランプ大統領の主治医は、検査の結果、新型コロナウイルスの陰性が確認されたとする声明を発表した。地元メディアによると、トランプ大統領陣営は、11月の投票日当日まで、毎日、支持者集会を開くことを計画しており、劣勢とされる情勢の逆転に全力を挙げている。

【10月8日更新】副大統領候補のテレビ討論会

アメリカ西部ユタ州の州都・ソルトレークシティーで行われた副大統領候補のテレビ討論会。トランプ大統領の新型コロナウイルス感染で一気に注目度が高まった副大統領候補の討論会。感染対策のため、両候補はおよそ3.6メートルと前回より間隔が1メートル以上空けられ、透明のアクリル板が急きょ設置された。

討論会では、黒人女性として初めて副大統領候補になったハリス氏の発言に注目が。米民主党・ハリス副大統領候補「アメリカ国民は、この政権のコロナ政策という、歴史上のどの政権より大きな失敗を目撃した。アメリカ国民に敬意を払うならば、真実を伝えるべきではないのか? この政権が無能だからアメリカ国民が犠牲を払う羽目になった」

米共和党・ペンス副大統領「わが国はことし、非常に大きな試練に直面している。しかし、アメリカ国民にはわかってほしい。トランプ大統領は国民の健康を第一に考えてきた」

両候補とも2分間の持ち時間をほぼ守り、1回目の大統領候補の討論会より整然と進行していた今回の討論会。ABCテレビの調査によると、ハリス上院議員とペンス副大統領のどちらが勝ったかとの問いに、ハリス氏51%、ペンス氏49%と拮抗(きっこう)する結果となった。有事の際に大統領の代わりを務める副大統領の資質がかつてないほど問われる中、討論会がどう投票に影響するかが焦点。

【10月7日更新】「極めて良好な状態」

新型コロナウイルスに感染したアメリカのトランプ大統領が5日に退院してから一夜明け、主治医は容体について、「症状はなく、極めて良好だ」と発表した。ホワイトハウスで治療中のトランプ大統領について、主治医は6日、「大統領は昨晩ゆっくり休んだ」とし、朝の診察で症状は確認されず、「極めて良好な状態だ」と明らかにした。一方、トランプ大統領は早朝から立て続けにツイートし「気分が良い」などと投稿した。

また、15日に予定されているバイデン氏との2回目の討論会については、「楽しみにしている。素晴らしいものになるだろう」とコメントし、復帰への意欲をあらためて示した。

【10月6日更新】トランプ大統領退院

新型コロナウイルスに感染し入院していたアメリカのトランプ大統領が、日本時間の6日午前7時半すぎに退院した。

【10月5日更新】トランプ大統領サプライズ外出

トランプ大統領が入院している病院の前には支持者が集結。トランプ大統領は一時的に病院を外出、支援者に車の中から手を振る“サプライズ外出”をした。大統領選挙直前の緊急入院という逆境を逆手に取り、復活した姿をアピールした。

車の中から支持者に手をふるトランプ大統領

また、その直前には、ツイッターに動画も公開している。

「新型コロナウイルスの多くを学んだ興味深い旅だった。私はこの病気を理解した」

病院の中から体調が改善したことをアピールするトランプ大統領(Twitterより)

医師団は4日の記者会見で、このまま容体に変化がなければ5日にも退院し、ホワイトハウスで治療を続けるとの方針を明らかにした。一方で、重症者向けのステロイド薬を使用したことも明らかにしていて、一時は容体がかなり深刻だったのではないかという見方も出ている。

【10月2日更新】ホワイトハウス「(トランプ大統領は)軽い症状が出始めている」

アメリカのトランプ大統領夫妻の新型コロナウイルス陽性を確認し、大統領選挙を1カ月後に控え、波紋が広がっている。一夜明けたアメリカでは、トランプ大統領の陽性判明についての報道一色となっている。大統領には軽い症状が出始めているということだが、朝からさまざまな指示を出しているという。

トランプ大統領がこれまでウイルスの脅威を軽視する発言を繰り返していたこともあり、メディアでは、「予想できた結末」、「自業自得」など厳しい論調が目立つ。一方、一部メディアは、トランプ大統領が自身の健在ぶりをアピールするビデオメッセージを、近く発信することを検討していると報じた。大統領選に向けてあまりに大きい打撃を、少しでも払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。

【10月2日更新】トランプ大統領新型コロナウイルスに感染

アメリカのトランプ大統領が、自身のツイッターで新型コロナウイルスの検査で陽性だったことを明らかにした。「新型コロナウイルスの検査で陽性と判明し、自主隔離と回復のプロセスに入る」と明らかにした。ホワイトハウスの医師団は、トランプ大統領夫妻の健康状態は良好だとしているが、11月3日の大統領選挙に向けた支持者集会など、当面の予定はキャンセルされた。

【10月1日更新】討論会 新ルール追加へ

互いに相手を非難することに終始したアメリカ大統領選挙の第1回討論会から一夜明け、両候補は、それぞれ自らの主張を展開した。討論会について、CBSテレビの世論調査は「バイデン候補が勝利したが、7割の視聴者が討論のやりとりにうんざりした」としている。

一方、トランプ大統領は30日、「勝利したのは自分だ」と自信たっぷりに話した。「あらゆる面で楽勝だった。バイデン氏は弱かった。愚痴を言っていただけだ」

一方、バイデン候補はオハイオ州で支持者集会を開き、討論会でのトランプ大統領の言動を痛烈に批判した。「討論会でのトランプ大統領のふるまいは国家の恥だ」

運営組織は「昨夜の討論会によって、より秩序のある議論が行えるよう、やり方を変更すべきだと明らかになった」として、近く新しいルールを追加するとしている。アメリカの調査会社は、テレビ視聴者数はおよそ7,310万人で、4年前の8,400万人から大幅に減ったと発表した。

【9月30日更新】注目の第1回トランプVSバイデン

大統領候補2人による初の直接対決は、非難の応酬となった。アメリカのメディアは“史上最悪の討論会”、“アメリカ政治の評価を下げた”と厳しい見出しで、その内容を伝えた。

大統領選挙が、およそ1カ月後に迫る中、討論会は冒頭から激しい非難の応酬に。トランプ大統領がバイデン氏の発言に割り込んで、一方的に持論を主張するなど、具体的な政策よりも互いを個人的に攻撃する場面が目立った。挑発を仕掛けるトランプ大統領には目を向けず、終始カメラ目線で応じるバイデン氏。かみ合わない論戦について、地元メディアは「勝者のいない討論会。トランプ大統領は討論会を吹き飛ばし、自分自身も吹き飛んだ」などと評価。10月15日に予定されている次回の討論会が、終盤戦の焦点となる。

【9月26日更新】最高裁判事に保守派の判事を指名

アメリカのトランプ大統領が26日、連邦最高裁判事に正式にエイミー・バレットさんを指名した。トランプ大統領は、「彼女は比類のない業績、高い知性、最高の資格、そして憲法への揺るぎない忠誠心を持つ女性です。エイミー・コニー・バレット判事です」と語り、パレットさんを紹介した。エイミー・バレット判事は「承認されれば、仲間やわたし自身のためでなく、皆さんのために務めます」と語る。今後、連邦議会で承認されれば、歴代最年少の判事となる。

バレット氏は、敬虔(けいけん)なカトリック教徒。人工妊娠中絶や銃規制に批判的な保守派の判事として知られている。前任者のギンズバーグ判事は、いわゆるリベラル派だったことから、バレット氏が就任すれば、保守派が6人、リベラル派が3人という勢力図になる。最高裁判事は終身制で、大統領が変わっても、そのポストにとどまり続ける。その影響力は大きく、トランプ政権ではイスラム教徒の多い国からの入国制限を認めるなど、その判断は世界情勢にまで及ぶ。

【9月14日更新】「森林管理」か「気候変動」か

トランプ大統領は「放火犯」。アメリカの野党・民主党の大統領候補、バイデン前副大統領が史上最悪の規模となっている山火事をめぐって痛烈に批判した。カリフォルニア州などで続く山火事は、これまでに東京都の9倍以上の面積を消失し、いまだに収まるめどは立っていない。バイデン氏は14日、原因は気候変動にあるとして、対策に消極的なトランプ大統領を批判した。一方、カリフォルニア州を訪問し、現場で救助活動にあたった州兵らを激励したトランプ大統領は、山火事の原因について「森林管理が行き届いていなかった」と述べ、気候変動とは無関係との考えを示した。

郵便投票本格スタート

11月のアメリカ大統領選は、新型コロナウイルス対策で急増が見込まれる郵便投票がカギを握る。郵便投票は野党・民主党支持層の若者のほか、車を持たない人や貧困層が投票しやすいため、民主党に有利とされ、トランプ大統領は「郵便だと不正が生じる」と反発している。

(関連記事:自宅から出ず投票完了 アメリカ大統領選のカギ 郵便投票
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【9月3日更新】アメリカ大統領選まであと2カ月

民主党候補のバイデン前副大統領は3日、黒人男性が警察官に銃撃されたウィスコンシン州を訪れ、男性の家族と面会した。
バイデン前副大統領
「アメリカは歴史的な転換期にあると思う。絶好の機会だと信じている」

バイデン氏は、黒人男性銃撃事件で抗議デモが続くウィスコンシン州で、住民との集会に参加し、自身が大統領に就任すれば、人種差別問題の解決に向けて前進できると強調した。またバイデン氏は、銃撃された黒人男性と電話で話したほか、家族とも面会し、1日に現地を訪れたトランプ大統領との違いが際立った。

そのトランプ大統領は、ペンシルベニア州で演説し、争点の「郵便投票」について、反発を強めた。

トランプ大統領
「名簿は不正確で、死んだ人の犬に投票用紙が届いている」

前日には、郵便投票をしたあと、投票所でも投票するよう呼びかけていたが、複数の投票を仕向けることは「重罪」だと指摘され、「投票所では、集計されているか確認を」と軌道修正した。

【8月25日更新】 与党・共和党大会開幕 トランプ氏正式指名

アメリカ大統領選に向けた与党・共和党の党大会が開幕し、トランプ大統領が党の大統領候補に正式に指名された。

野党の民主党大会が「多様性」を前面に打ち出した構成だったのに対し、共和党の大会はトランプ大統領が連日登場する「トランプ一色の大会」となるとみられる。慣例では、大統領候補は党大会の最終日に「大トリ」として登場するが、トランプ大統領は4日間、毎日何らかの形で登場する予定。

「トランプ一色の大会」共和党全国党大会が開幕

バイデン氏には連日のように民主党の大統領経験者が駆けつけ支持を呼びかけたが、今回、共和党の大統領経験者が演説する予定はない。支持者に連日訴えかけることで、バイデン氏にリード許し続けている支持率を取り戻せるかが焦点となる。

【8月18日更新】野党民主・全国党大会を開会

11月のアメリカ大統領選に向け、バイデン氏が野党・民主党の大統領候補に正式に指名される4日間の全国党大会が、ウィスコンシン州で異例の形式で始った。

日本時間18日午前10時から始まった党大会は、新型コロナウイルスの感染対策として、最終日と3日目に予定される大統領候補のバイデン氏と、副大統領候補のハリス氏の指名受諾演説は、いずれもオンラインで行われる。

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初の黒人女性として副大統領候補に指名されるハリス氏(8月12日)

ほかの党の有力者らもオンラインで参加し、支持者らは会場には来ないという、いわば「バーチャル党大会」となる為、ウィスコンシン州の会場周辺は朝から閑散としている。

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バーチャル党大会となる会場は閑散としている

一方のトランプ大統領は、「民主党の党大会の演説の多くは事前録画らしいな。つまらないと思わないか!」と語り、早速オンラインでの開催をやゆしていて、民主党大会初日にあわせる形で、18日現地で支持者らの集会を開催。

トランプ大統領は現地に入り“リアル”集会を開催(8月18日)

【4月9日更新】サンダース氏が撤退

撤退を表明したサンダース氏

民主党指名候補争いで 8日、サンダース上院議員が撤退を表明しバイデン前副大統領の指名が確実となった。
「民主党候補指名の戦いは成功しないと結論付けた。本日、撤退を表明する」
サンダース氏はインターネットに掲載した演説で、「勝利は不可能だ」と敗北を認め、選挙戦からの撤退を表明した。これにより、バイデン氏が本選でトランプ大統領と対決することが確実になった。今後は民主党が政権奪還に向けて結束できるかがカギとなるが、トランプ大統領は早速、ツイッターで「サンダース氏の支持者は共和党に来るべきだ。取引だ」と揶揄しています。

トランプ大統領のツイッターより

3月26日更新

 

3月19日更新 フロリダ州とイリノイ州でもバイデン氏が勝利

 

アメリカ大統領選に向けた野党・民主党の候補者選びで、バイデン前副大統領が、17日大票田のフロリダ州とイリノイ州の2つの州で勝利を確実にし、「今夜は素晴らしい夜だ。民主党の大統領候補の指名獲得がより確実になった」と語った。

バイデン氏は、得票率で急進左派のサンダース上院議員を大きく引き離していて、大統領候補の指名獲得にさらに1歩近づいた。

17日は、オハイオ州でも選挙が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、6月に延期されたほか、各州の投票所の消毒が行われるなど影響が出ている。

 

3月13日更新

 
 

3月11日更新 ミシガンなど6つの州で予備選

 

アメリカ大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで10日、ミシガン、ミシシッピ、ミズーリ、ノースダコタ、アイダホ、ワシントン、6つの州の予備選挙が行われ、重要州とされるミシガン州でバイデン前副大統領が勝利を確実にした。

「ラストベルト」=「さびついた工業地帯」と呼ばれる地域に位置する中西部のミシガン州は、
2016年の大統領選でトランプ大統領が労働者の支持を得て逆転勝利に繋げたことから、重要州のひとつとされている。

最新の情報では、バイデン氏がミシガン(代議員数125)州やミズーリ(代議員数67)州など、3つの州を制し、スーパーチューズデーで得た勢いを確実にした形だ。(11日午前11時半現在)

 
 

3月9日更新 バイデン氏とサンダース氏の一騎打ち

スーパーチューズデーを終えてこれまでに獲得した代議員の数

3月9日更新 カリフォルニア州ではサンダースが勝利

 

3月9日更新 テキサス州ではバイデン氏が勝利

 

3月6日更新  ウォーレン氏も撤退を表明

「私は大統領選挙から撤退します。」
アメリカ大統領選で野党・民主党候補が新たに撤退を表明した。
選挙戦からの撤退を表明したのは左派のウォーレン氏で、これで中道派のバイデン氏と急進左派のサンダース氏の事実上の一騎打ちとなる。ウォーレン氏は今後、誰を支持するかについてまだ立場を明らかにしておらず、中道派がバイデン氏で一本化を図る中、政策的に共通点が多いサンダース氏を支持するかが注目される。

【関連記事:スーパーチューズデーで露わになった サンダースVSバイデンVSブルームバーグの党内ポリティクス

3月5日更新 ブルームバーグ氏が撤退

アメリカ大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、大富豪のブルームバーグ前ニューヨーク市長が4日、撤退を表明し、バイデン前副大統領を支持すると表明した。バイデン氏は結局「スーパーチューズデー」でメーン州でも勝利を収めるなど10の州を制する躍進で、今後は、サンダース上院議員と事実上の一騎打ちになる。

3月4日更新 スーパーチューズデーは“予想以上”のバイデン氏「復活劇」

 

アメリカ大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、全米14州の予備選が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、サンダース上院議員とバイデン前副大統領が激しく競り合う一騎打ちの様相となっている。

当初「サンダース氏一強」とみられていた選挙情勢は、中道派候補の結束で一変。追い風を受けたバイデン氏が複数の州で圧勝するなど、予想以上とも言える「復活劇」をみせている。

今年のスーパーチューズデーは、全米最大の代議員数415人のカリフォルニア州が加わり、「指名争いの天王山」として
重要視されている。最新の情報では、サンダース氏が地元バーモント州16を制する一方、バイデン氏がバージニア州99人やノースカロライナ州110人など5つの州で勝利を確実にしている。

最大の焦点の大票田・カリフォルニア州415人と2番目に大きいテキサス州228人では、バイデン氏がサンダース氏を猛追する展開。

サンダース氏は両州で勝利し、一気に引き離したいところだが、圧勝できなければ今後の選挙戦でバイデン氏の逆転も予想される。また、初参戦のブルームバーグ前ニューヨーク市長は支持が広がらず、苦戦している。大勢は日本時間の午後にも判明する見通し。

 

3月3日更新 サウスカロライナ州の予備選を終えてこれまでに獲得した代議員数

サウスカロライナ州の予備選を終えて各候補者が獲得した代議員総数
これまでに党員集会と予備選を終えた州を赤で表示
 

3月2日更新 ブティジェッジ氏が撤退を表明

こうした中、アイオワ州での初戦で躍進を遂げた38歳のブティジェッジ氏は、さきほど撤退を表明。

ブティジェッジ氏:
今夜私は大統領選から降りるという難しい判断をした。

撤退を表明したブティジェッジ氏

サンダース氏が、カリフォルニア州で支持を訴え

民主党候補者選びの最大のヤマ場「スーパーチューズデー」を間近に控え、各候補者が勝負のカギを握る注目選挙区で集会を開き支持を訴えた。

トップを走るサンダース氏は、勝負のカギとなる大票田カリフォルニア州で支持を訴えた。ここまでの4戦では、サンダース氏が2勝し、独走するかと見られたが、一時は撤退の可能性も出たバイデン氏が先月29日のサウスカロライナ州で圧勝して追い上げている。

ブルームバーグ氏、大富豪らしさをアピール

ハンバーガーを受け取り嬉しそうな参加者

一方、「スーパーチューズデー」から予備選に参戦するブルームバーグ氏。この日の集会では、参加者にハンバーガーを無料配布するなど、大富豪らしさをアピールした。ブルームバーグ氏は、FNNの単独取材に対し、「日本とはいい関係を作りたい」と、日本との同盟関係を重視していくことを表明。

3月1日更新 サウスカロライナ州の予備選でバイデン氏が勝利

サウスカロライナ州で勝利したバイデン氏

アメリカ大統領選に向けた民主党の候補者指名争いの4戦目、サウスカロライナ州の予備選挙が行われ、バイデン前副大統領が初勝利をおさめた。
「民主党が私を指名すれば、我々はドナルド・トランプに勝つことができる」
南部・サウスカロライナ州の予備選は、バイデン氏が2位のサンダース氏に大差で勝利した。序盤戦で苦戦が続き「撤退」の観測も流れたバイデン氏だが、再起をかけた大一番で圧勝した形。3日に迫る最大の山場、スーパーチューズデーに向けて弾みをつけたことで、サンダース氏との大接戦が予想される。

【関連記事:バイデン氏“再起”をかけたサウスカロライナの大一番 4戦目「ファイアウォール」で初勝利狙う

2月25日更新 ネバダ州の党員集会でサンダース氏が勝利

ネバダ州の党員集会結果を受けて勝利宣言をするサンダース氏

22日行われたネバダ州の党員集会は、左派のサンダース氏がバイデン前副大統領やブティジェッジ前サウスベンド市長に大差をつけて勝利を確実にした。ネバダ州は人口のおよそ3割を中南米系が占めていてサンダース氏はニューハンプシャー州に続く勝利によりマイノリティーの支持拡大に弾みをつけた形だ。
一方、当初“大本命”とされたバイデン氏は、「撤退」が視野に入る展開となっている。

 

2月20日更新:民主党候補者討論会でブルームバーグ氏集中砲火

19日、アメリカ大統領選に向けたNBCニュース主催の民主党の候補者討論会がラスベガスで行われ、前ニューヨーク市長のブルームバーグ氏が初めて登場。
「私はニューヨーク出身だ。トランプ氏のような傲慢な詐欺師への挑み方は分かっている」と発言。
ほかの候補者らからは、選挙広告に巨額の資金を投じていることや過去の政策への批判が一斉に浴びせられた。
トランプ大統領は「ブルームバーグ氏は叩きのめされたそうだな。民主党候補には選ばれないだろう」と揶揄している。

【関連記事:トランプ大統領もロック・オン「億万長者対決」に危機感!? ブルームバーグ氏参入に戦々恐々

2月12日更新:ニューハンプシャー州予備選結果

ニューハンプシャー州の予備選で獲得した代議員数

アメリカ大統領選に向けた民主党候補者指名争いの2戦目、ニューハンプシャー州での予備選が11日行われ、激戦の末、サンダース上院議員が勝利。一方、初戦アイオワ州で暫定的に勝利したブティジェッジ前サウスベンド市長は2位に終わり、サンダース氏が「新星」の躍進に歯止めかけた。

議員獲得数は、サンダース氏が9、ブティジェッジ氏が9、クロブジャー氏が6。
アイオワ州との代議員獲得数を合計すると、ブティジェッジ氏がサンダース氏を上回った。

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2月9日更新 集計ミス?

党員集会の結果は集計率が100%に達し、ブティジェッジ氏が首位となったが、その後、集計ミスがあったと報じられるなどして、結果の確定には至っていない。アイオワ州の民主党支部は7日、集計の正確性を確保するため各候補者の陣営が再点検を申し立てられる期間を10日正午まで延長すると明らかにした。これにより、結果が確定するのは日本時間の11日午前3時以降になる見通しだ。(日本時間2月9日午前11時現在)

2月9日更新 アイオワ州「党員集会」結果

アメリカ大統領選の民主党候補者選びの初戦、アイオワ州党員集会の結果はブティジェッジ氏がサンダース氏にわずか0.1ポイント差で首位となった。「大本命」と目されていたバイデン前副大統領は4位で苦戦を強いられた形だ。ただ、集計トラブルから信ぴょう性を疑問視する声が相次いでいる。集計の再点検が行われる可能性があり、最終結果は確定しないままで混乱が続いている。(日本時間:2月7日18時現在)

アイオワ州の党員集会を終えて獲得した代議員数

それぞれの州で選出される代議員数

 

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【表紙デザイン・図解イラスト:さいとうひさし】