注目のアメリカ大統領選挙。

全米各地で投票が進む中、すでに結果が出ているという州もある。

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【民主党・バイデン候補が獲得】

●バーモント州(選挙人数:3人)
・1992年から民主党が7連勝、今回で8連勝となった
・感染症対策で有権者全員に投票用紙を郵送

●ワシントンD.C.(3人)
・1964年から民主党14連勝と圧倒的な強さ
・前回はクリントン氏が92.8%で圧勝

●マサチューセッツ州(11人)
・1988年から民主党が8連勝、今回で9連勝となった
・ケネディ元大統領(第35代)とブッシュ元大統領(第41代)の出身州

【共和党・トランプ大統領が獲得】

●インディアナ州(11人)
・1968年以降、2008年を除いて共和党が勝利
・ペンス副大統領が知事を務めていた

●ケンタッキー州(8人)
・2000年以降共和党が5連勝、今回で6連勝となった
・前回はトランプ氏が62.5%で圧勝

カギとなる「期日前投票」…大勢判明はいつ?

今回の選挙でポイントとなるのが、郵便投票を含む期日前投票

期日前投票で押さえたいポイントは…

・有権者の1億人以上が投票しており、史上最多​
・州ごとに集計方法が違い、開票作業が遅れる州もある
・期日前投票の利用者は民主党支持者が多いとされている


という3点だ。

現在、当確が出ている州はこのようなポイントを差し引いても、州自体の特色が濃いものと分析されている。

フジテレビ・風間 晋解説委員:
もともとは波乱が想定されていない州が着実に決まっているという感じだと思います

島田彩夏アナウンサー:
前回は日本時間の午後3時ぐらいには大勢が分かってくるような感じでしたが、今年はどうでしょうか?

フジテレビ・風間晋解説委員:
今回はやはり競っている州ほど郵便投票の開票集計が遅れる見込みのわけです。ですからもちろん今日結果が出るというのはなかなか難しいと思いますし、順調に行って週内、金曜日までに出れば順調なのか。ただ様々なトラブルの関係で週をこえることも考えられると思います

(「Live News days」拡大版米大統領選SP 11月4日放送分より)