マイページ
「懐かなくてもこの子を幸せに…」シャーシャー猫と“最強の飼い主”の運命の出会い。譲渡会の“顔”にもようやく春が…|FNNプライムオンライン
猫部

「懐かなくてもこの子を幸せに…」シャーシャー猫と“最強の飼い主”の運命の出会い。譲渡会の“顔”にもようやく春が…

Google ニュース プリファードソース

保護猫たちの物語

「捕まえるのも大変で、手が出る子も多いんです」とボランティアスタッフの方は話していたが、この日は威嚇の“シャー!”やパンチをする子はいない。ケージ内に敷かれたベッドの下に隠れてしまい、ほぼ姿が見えなくなっている猫も何頭もいた。

猫ベッドをひっくり返して被り、“イカ耳”で警戒心を露わにする子も
猫ベッドをひっくり返して被り、“イカ耳”で警戒心を露わにする子も

住み慣れた保護猫カフェやシェルターを離れ、知らない人たちに囲まれる状況は、猫にとって大きなストレスだ。そのため、開催時間も2時間のみと、短い。一方で、こうした猫たちは普段の譲渡会には参加できないことも多く、この特別な譲渡会が“出会いのチャンス”になるのだ。

譲渡会場に搬入するため猫を捕まえる際に引っかかれた傷
譲渡会場に搬入するため猫を捕まえる際に引っかかれた傷

開場から1時間ほど経つと、最初の譲渡希望者が現れた。

「もともと2頭の猫を飼っていたんですが、1頭が亡くなってしまって。残された子に寄り添える相手を探して来ました」と話す福原玲子さんが選んだのは、オス猫の「川田さん」(2021年生まれ)だった。

元野良猫の川田さん
元野良猫の川田さん

「子猫はすぐに貰い手が付きますが、私はこういう(人なれしていない)子たちが好きなんです。気になる子は何頭かいましたが、この子は私が『またね』と立ち去ろうとしたとき、まだこっちを見ていたんです。『連れて帰ってね』と言われた気がしました」

川田さんの譲渡を申し込んだ福原さん親子
川田さんの譲渡を申し込んだ福原さん親子

この譲渡会では、愛嬌を振りまく猫に人が群がるような光景は一切見られない。

代わりに、動かずに固まる猫を見つめ、「かわいいねぇ」「頑張ってるね」と優しく声をかける人が目立つ。

そんな猫たちが発する“ほんの小さなサイン”。それを受け取れる「最強の飼い主」が会場には集まっており、スタッフもその出会いを後押しするように、動かない猫たちの魅力を丁寧に伝えていた。

譲渡会の“顔”にもついに訪れた春

2頭、3頭と譲渡希望が続くなか、閉会間際に1組の希望者が名乗りを上げた。

関連記事

保護猫たちの物語

【よく一緒に読まれている記事】
数十万の治療費に米より高い療養食「でも迎えて幸せ」心を閉ざした“シャーシャー猫”が抱っこのぬくもりを知るまで
数十万の治療費に米より高い療養食「でも迎えて幸せ」心を閉ざした“シャーシャー猫”が抱っこのぬくもりを知るまで
猫部の他の記事
猫が亡くなったらどうする?愛猫を亡くしたコラムニストが選んだのは霊園での立ち会い 火葬・埋葬の選択肢と“後悔しない見送り方”
猫が亡くなったらどうする?愛猫を亡くしたコラムニストが選んだのは霊園での立ち会い 火葬・埋葬の選択肢と“後悔しない見送り方”
ライフ
「助けて」のサインだったのか?病気の愛猫ジュテが飼い主のコラムニストに見せていた異変…後から気づいた行動の数々
「助けて」のサインだったのか?病気の愛猫ジュテが飼い主のコラムニストに見せていた異変…後から気づいた行動の数々
ライフ
猫の動物病院選びで後悔しないために 20万円超の治療費…繰り返された血液検査の末に転院した理由
猫の動物病院選びで後悔しないために 20万円超の治療費…繰り返された血液検査の末に転院した理由
ライフ
警察学校に迷い込んだガリガリの子猫が…数年後“警視”に昇任!? 警察官の卵たちをそっと見守る「たま警視」の物語
警察学校に迷い込んだガリガリの子猫が…数年後“警視”に昇任!? 警察官の卵たちをそっと見守る「たま警視」の物語
ライフ
一覧ページへ
×