今回の衆院選で、野党「中道改革連合」は全国で大物の落選が相次ぎました。その一人が、三重3区の岡田克也元副総理です。過去12回連続当選を誇った岡田さんが、なぜ敗れたのでしょうか。

■追い込まれた原因の1つに『SNS上での批判』

中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「本当に申し訳ありませんでした」

 支援者を前に、やや疲れた表情で頭を下げた中道改革連合の重鎮・岡田克也さん(72)。

 当選12回、民主党や民進党で代表を務め、民主党政権では外務大臣や副総理を務めたベテラン。選挙では毎回、自民党候補を寄せ付けず圧勝してきました。

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 そんな岡田さんが、今回追い込まれた原因の1つに挙げたのが『SNS上での批判』です。

中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「相当いろんなデマや批判が渦巻いておりましたので、それに十分対応することができなかった」

 2025年11月、国会の予算委員会で高市総理の台湾有事を巡る答弁を引き出したことが、「質問する方が悪い」とSNSを中心に批判の的に。

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中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「私が中国のスパイ?冗談じゃないよ!と思いますけども」

 その影響なのか、陣営によると、選挙ポスターに「中国」と書かれたシールが貼られるなどのいたずらが7件ほどあったといいます。

中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「結構しんどいです、今回。だんだんだんだん相手が迫ってくる。地元三重県のためには岡田克也が必要だということを、皆さんからさらに語っていただきますように」

■地元に張り付くも敗北…進退については明言避ける

中道からの出馬となり、公明票の上積みも期待されることで、当初優勢とみられていた岡田さん。

 ところが選挙戦中盤、報道各社の情勢調査で「自民党の石原さんリード」と報じられると、普段は仲間の応援で全国を飛び回る岡田さんが、選挙戦終盤は地元に張り付き、支持を呼びかける異例の展開となりました。

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中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「一票でもいいから勝たせてください!日本のために、地域のために、岡田克也をどうかよろしくお願い申し上げます!」

 結果は、前回8万票差をつけた石原さんにまさかの敗北。比例の重複立候補はなく、落選となりました。

 岡田さんの落選で、三重県では小選挙区制導入後の1996年以降はじめて、非自民の衆院議員がゼロになりました。

Q.高市旋風があっても『三重は岡田さんだ』と思う地元の人も多いのでは
中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「全国的にかなりの突風が吹き荒れましたので、ここも影響は当然受けると。ただ、ほとんど政策論がないままの選挙ですので、決して信任状を政権に与えたものではない」

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 こう述べた岡田さんですが、自身の進退については明言を避けました。

中道・前 三重3区 岡田克也氏:
「同じく安住さんとか玄葉さんとか、議席を失ったベテラン議員がいますから、よく相談して。もっと若い人たちをしっかりと育てていく、将来の日本のリーダーにしていく。そのために何ができるかを、よく考えてみたいと思います」

東海テレビ
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