国民民主党の榛葉賀津也幹事長は9日、記者団に対し、今回の衆院選で自民党が圧勝したことを受け、「ブレーキのない自動車みたいになる可能性がある。だからこそ謙虚にならなければいけない」と釘を刺した。
さらに榛葉氏は、「国会の手続き上、参院のブレーキが利かなくなる可能性が高い」と述べた。
衆院選で自民党は、衆院で過半数を獲得しただけでなく、参院で否決された予算案や法案を衆院で再可決して成立させられる3分の2の議席を獲得しており、衆参両院で野党の反対というブレーキが効かなくなることを強調した。
一方で、榛葉氏は、「(自民党)総裁選で高市さんの掲げた基本政策、特に経済政策は我々とほぼ一致していた。エネルギー、憲法、安全保障も非常にシンパシーを感じた」と述べ、「したがって、高市さんがやりたい政策にブレーキをかけるつもりはない」との考えも示した。
その上で榛葉氏は、「野党のブレーキはないが、今度は与党の中で、積極財政を阻む勢力が軒並み勝っている」と述べ、自民党内のブレーキ役の存在を指摘した。
また、今回、中道改革連合が大きく議席を減らしたことについては、「約30年の民主党時代が完全にピリオドを打った」と述べた。