◎がつかない

30年近く選挙の議席予測をやっているが、私の「印」のつけ方は以下の通りだ。

◎    盤石。午後8時当確。
◯ リード。おそらく勝つ。
△    接戦だがわずかにリード。
▲    わずかに負けてるが逆転のチャンスあり。
× もしかしたら。
無印 チャンスなし。

一番上の◎は「常連メンバー」が決まっていて、公示の時点でつけたりする。

自民党だと高市早苗首相、麻生太郎元首相、石破茂前首相など。野党にもいて、国民民主党の玉木雄一郎代表などがそうだ。

ところが今回、普通なら◎がつくはずの中道改革連合の幹部に◎がつかない。

FNNによる衆院選の中盤情勢調査では、自民党が単独過半数を大きく越え、日本維新の会との与党で300議席を超える勢いだ。公示直後に読売新聞などが出した序盤情勢は各社とも「自民が単独過半数超え」という表現だったので自民の勢いが増している。

ジャイアントキリング

野党第1党の中道改革連合は全国的に苦戦しており、現状では100議席を割り込み、公示前の172議席の半数以下に議席を減らす可能性もあるという。

情勢調査では「中道」は苦戦が予想されているが…
情勢調査では「中道」は苦戦が予想されているが…
この記事の画像(8枚)

中道の幹部を個別に見ると、野田佳彦共同代表、安住淳共同幹事長、枝野幸男元立憲民主党代表ら◎の常連メンバーがいずれも対立候補と接戦となっており、◎がつかない。

ネット上では「ガチでジャイアントキリング来るか?」という声が上がっている。

「ジャイアントキリング」はそのまま訳せば「巨人殺し」だが、スポーツの特にサッカーでよく使われる言葉で、大方の予想を覆して最強、格上の相手に勝利する「大番狂せ」「下剋上」という意味だ。

中道が大敗し「ジャイアントキリング」が起きるようなことがあれば、新党は崩壊してしまうかもしれない。