衆議院選挙で自民党が圧勝した結果を受けた各国の反応です。
【アメリカ】
アメリカのベッセント財務長官は「高市総理大臣は大勝利を収めた。日本が強ければアジアでアメリカも強くなる」との見方を示しました。
また国務省の報道官は声明で「日米の共通の利益を前進させるため、日本政府と引き続き協力していくことを期待している。日米同盟は、インド太平洋地域での平和と安全、繁栄の礎であり、これまでになく強固なものとなっている」とコメントしています。
アメリカメディアは、高市首相の圧勝を相次いで報じています。
ブルームバーグ通信は、「日本の株価が上昇を継続する可能性」に言及しました。
ウォールストリート・ジャーナルは「有権者は、彼女の決断力と率直なコミュニケーションスタイル、男性中心の政治の世界で女性という『アウトサイダー』的な立場に強く惹きつけられた」などと伝えています。
【中国】
中国国営の新華社通信は、「日本の連立政権が衆議院で過半数の見通し」と速報で伝えました。
また、共産党系の環球時報は、専門家の分析として「高市首相が憲法改正や軍備増強などの右翼的政治アジェンダを推進する上での外部からの制約はさらに弱まり、国家の軍事能力を強化するだろう」と指摘しました。
その上で、「中国への対抗姿勢を強化するだろう。台湾や南シナ海などの問題では歴代政権よりも直接的で強硬な介入姿勢を示す可能性がある」と警戒感を示しています。
【台湾】
台湾の頼清徳総統はXで高市首相の勝利に祝意を示した上で、「日本の有権者がそのリーダーシップと将来へのビジョンに寄せる信頼と期待を明確に示したものだ」と投稿しました。
【韓国】
韓国メディアは一斉に自民党の圧勝を報じ、大手紙・朝鮮日報は「高市政権は過去の安倍内閣に劣らない強い政権に生まれ変わる見通し」と伝えました。
また、各メディアは憲法9条改正の可能性に言及していて、聯合ニュースは「改憲が行われれば日本は太平洋戦争終戦80年余りで事実上『戦争可能国家』に進むことになるとみられる」と伝えています。
【ウクライナ】
ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のSNSで「重要な勝利だ」と述べ、祝意を表しました。
また、ロシアの軍事侵攻をめぐり日本の支援に感謝を伝え、安全保障やエネルギーの分野で協力を深めたい考えを示しました。
【ヨーロッパ】
EUのフォンデアライエン委員長は、Xで高市首相に祝意を示したうえで、EUと日本の戦略的パートナーシップについて、競争力やイノベーションの分野に加え、経済安全保障、そして世界の安定に向けた協力まで、あらゆる分野で一層深めたいとの期待を表明しました。
イタリアのメローニ首相は、SNSで「心からお祝いを申し上げます」高市首相に祝意を示しました。
また、2026年1月の訪日時の歓迎が印象に残っているとして、今後も世界的課題に共に取り組み、日伊関係をさらに深める考えを示しました。
「親愛なる友人サナエ、そして新しい日本の国会の皆さまのご健闘をお祈りします。」と結びました。
イギリスメディアは、歴史的な勝利だと伝えています。
ロイター通信は、高市首相をマーガレット・サッチャー元首相を敬愛する「鉄の女」と紹介し、対中姿勢や防衛費増額が今後の外交・安保に影響すると報じました。
また、フィナンシャルタイムズは、減税や景気対策を好感する動きがある一方、国債増発や円相場への警戒も根強いと伝えています。
カナダのカーニー首相も自身のXに「圧倒的な勝利、おめでとうございます」と祝福した上で、「カナダと日本の強固なパートナーシップをさらに強くし、両国の国民により多くの機会をつくるために協力することを楽しみにしています」と投稿しました。