林総務相は13日、石川県を訪問し輪島市の能登半島地震の被災現場を視察し、金沢市では馳浩県知事など自治体の関係者と意見交換をしました。

林総務相は初めに訪れた輪島市で、市長や消防関係者から復興の現状や課題について説明を受けた後、地震による火災で大規模な被害を受けた朝市通りを視察しました。

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その後、林総務相は金沢市内で石川県の馳浩知事と会談しました。

馳知事は復興にあたる人手不足を指摘し、人的支援の継続などを要望しました。

さらに林総務相は、地震や豪雨などの被災者に対して総務省が行っている特別行政相談活動に従事している行政相談委員との意見交換を行いました。

総務大臣が行政相談委員と意見交換をするのは初めてのことです。

一連の日程を終えて、林総務相は記者会見し、「緊急防災減災事業者の対象事業の拡充、具体的には避難者の生活環境を改善させるため、キッチンカーや移動できる入浴設備のほかランドリーカーの整備も対象事業に追加することを検討する」

と述べたほか、人手不足については「復旧復興支援技術職員派遣制度を引き続き活用して関係省庁や地方3団体などと連携して派遣調整を行っていきたい」と被災地の要望に応えていく意向を強調しました。

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