「便秘の原因は食事やストレスだけでなく“出口”にあることも多いです。
ホースの出口が折れ曲がっていると水の出が悪くなるのと同じで、便も直腸が曲がっていてはスッキリ出ません。詰まりを解消するには直腸を真っすぐにする必要があります」
こう話すのは、柔道整復師として体の不調を「姿勢」と「骨格」のゆがみを矯正することで治してきたアスリートゴリラ鍼灸接骨院の高林孝光院長だ。
後傾してしまった骨盤を立てたり、トイレに座る姿勢を改善することで直腸の圧迫を解消し、腹筋に力が入り、スッキリ気持ちよく出すことができるという。
お通じに役立つ5つの体操とトイレの座り方を高林院長に教えてもらった。
「考える人」のポーズ
最初に、洋式トイレの座り方を確認しよう。
便座に座る時は姿勢よく直角に座るのではなく、ロダンの彫刻で有名な「考える人」のような前かがみ姿勢をとると便通が良くなるという。
これは介護の現場でも実践されていることで、上半身を35度の角度まで前傾させると、直腸が真っすぐになり排便をコントロールする肛門括約筋も緩んで便が出やすくなるというのだ。
排便に必要なのは真っすぐな「直腸」と押し出すための「腹筋」。
快適なお通じがつき、腹筋も鍛えられる「直腸ストレッチ」と、お腹をマッサージして腸の動きを活発にする「肝腸マッサージ」など5つの動きを紹介する。
