専用メガネはどんなものがいい?
「そこで私はお客様に、『お風呂でもメガネを使いたいなら、以前に使っていた古いメガネにするか、お風呂向けの安いメガネを使ってください』とお伝えしています」

まずお風呂向けメガネについては2000円程度の価格から各社が販売。メガネ店で気軽に購入が可能だという。サビに強いパーツの使用、曇り止め加工などがされている製品が多く、サウナでも使用可能な高い耐熱性を備えた製品も多い。
「ただ、度数は用意された選択肢から選ぶ形ですし、メガネとしての作りは簡易的なものが多いです。昔使っていた自分のメガネがある方は、お風呂なら多少の劣化は気にせず使えるでしょうし、そちらのほうが自分の視力に合っていて使いやすいでしょう」
なお頻繁にサウナに通う“サウナー”の中には、「耐熱レンズを使ったサウナ専用のメガネを作る方も増えています」と坂田さん。メガネ店で相談をすれば、サウナでの使用に耐えうるレンズやフレームを選んでくれるはずなので、興味のある人は聞いてみるといいだろう。
取材・文=古澤誠一郎
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