2024年1月1日、最大震度7を観測した大きな地震が能登半島で発生し、津波も街を襲った。建物が倒壊するなどして、着の身着のままで避難し、避難所などに留まった人もいたことだろう。

もしかしたら急いで逃げた際などに、メガネが壊れてしまった人もいるかもしれない。また避難生活の中で、これから壊れてしまうこともあるかもしれない。

そんな中で目が悪い人の生命線となりうる“メガネ”のライフハックがX(旧Twitter)に投稿され、話題となっている。

それが、1級眼鏡作製技能士で「サカタメガネ」4代目店主の坂田頼彦さん(@sakata_yoshi)が投稿した「メガネが壊れた時の応急処置」だ。

「ようじ」と「セロハンテープ」で応急処置

坂田店主は、メガネが壊れてしまった際の処置を、4箇所の部位別に画像と共に紹介。準備する物は「ようじ」と「セロハンテープ」で、この2つで仮止めをするのが良いのだそう。

メガネが壊れた時の応急処置「レンズが外れた」「蝶番のネジが取れた」(提供:坂田頼彦店主)
メガネが壊れた時の応急処置「レンズが外れた」「蝶番のネジが取れた」(提供:坂田頼彦店主)
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まずレンズが外れた際は、フレームにレンズを合わせて外れないようにセロハンテープで固定。

次はメガネのフレームをつなぐ「蝶番」のネジが取れた場合。ネジが入っていた部分にようじを差し込んで短く折る。こうすることで、ようじをネジ代わりにして固定するというわけだ。

メガネが壊れた時の応急処置「ブリッジが折れた」「テンプルが折れた」(提供:坂田頼彦店主)
メガネが壊れた時の応急処置「ブリッジが折れた」「テンプルが折れた」(提供:坂田頼彦店主)

また左右のレンズをつなぐ「ブリッジ」が折れてしまったら、ようじを添え木のように使って補強し、セロハンテープでぐるぐる巻きにする。