ホットケーキミックスやお好み焼き粉などを販売している数社の公式サイトを見てみると、どの商品にも「開封後は吸湿・虫害などを防ぐため、冷蔵庫で保存し、お早めにお使いください」との注意書きがあった。
袋の閉じ方については「輪ゴムやチャックでしっかりと口を閉じる」「密閉容器に入れる」などの差があったが、どれもダニをはじめ虫が混入することに対して注意を呼びかけるものとなっている。
そのような中、日革研究所は次の方法を推奨している。
「ダニが繁殖しやすい環境は、温度25~30℃、湿度65~85%。これらの環境を避け、開封後はガラスやプラスチックの容器に袋ごと、あるいは中身(粉)を移して冷蔵庫で保存し、なるべく早く使い切るのがよいでしょう。
冷蔵保存する場合は、密閉容器に入れるとより安全ではありますが、しっかり口が閉じられていれば袋のままでも問題ないでしょう」
現在、シンクの下などの湿度のある場所で、小麦粉や調整粉を常温保存している人は要注意。安全のため、今一度、正しい保存方法を確認してほしい。