7月26日に開幕するパリオリンピック。日本は、400人を超える代表選手が参加を予定しています。秋篠宮ご夫妻は日本選手団の結団式に、また高円宮妃久子さまはバレーボール日本代表の壮行会に出席して選手らを激励されました。
秋篠宮さま 「日頃の成果を存分に発揮されることを期待」
秋篠宮ご夫妻は、7月5日、国立代々木競技場第二体育館で開催されたパリオリンピック日本代表選手団の結団式に出席されました。
この記事の画像(11枚)結団式では、旗手を務めるフェンシングの江村美咲選手と新競技ブレイキンの半井重幸選手(ダンサーネーム:Shigekix)に団旗が手渡され、ご夫妻は拍手を送られました。
秋篠宮さまは「参加される皆様には、競技の場に臨んでは、日頃の成果を存分に発揮されることを期待いたします。そして、皆様一人ひとりがスポーツを通して世界の各国・各地域から集う人々との交流を深められ、国際親善に努められることを願っております」と選手らを激励されました。
そして旗手2人が決意表明を行いました。江村選手はパリ五輪におけるTEAM JAPANのコンセプト『一歩、踏み出す勇気を。』を挙げて、「このコンセプトに基づき、選手団一同新たな挑戦に向かって全力を尽くしてまいります」と意気込みを語りました。
また、半井選手は「国際交流と友好親善を大切にし、日の丸を胸に、世界中の選手たちとともに素晴らしい大会を作り上げることを約束します」と堂々と宣言しました。
結団式を見届けたご夫妻はお帰りの際、旗手2人に声を掛け日本代表の活躍を願っていらっしゃいました。
久子さま 「ぜひ素晴らしい成果をもたらしていただきたい」
日本バレーボール協会の名誉総裁を務める高円宮妃久子さまは、7月8日、パリ・オリンピックに出場するバレーボール日本代表の壮行会に出席されました。
壮行会には、男女代表各13人とビーチバレー女子代表2人が勢揃いし、 一人ずつ選手の名前を呼ばれ登場すると、会場に集まったファンから大きな拍手と声援が飛びました。和やかな雰囲気で行われた壮行会で、久子さまは選手を前に挨拶されました。
テレビやオンラインで時折海外の解説を聞きながら観戦しているという久子さまは「日本人のプレーが外国の解説者から高く評価されていること、とても誇らしく思っております」と述べられました。
そして「選手の皆さんには、今後はコンディションをしっかりと整えて、それぞれが自分自身そしてチームメートを信じて、粘り強く賢く戦ってくださることを期待しています。日本代表は、日本を象徴する立場にあります。代表選手としての皆さんの活躍が、多くの国民、特に被災されたなど困難な状況に置かれている方々、逆境に立ち向かおうとしている方々に、元気と希望、夢や勇気を与えてくれます。ぜひ素晴らしい成果をもたらしていただきたい。そして暑い時期ですので、体調管理、健康とケガに留意し、パリを思いっきり楽しんできてくださいませ」と選手団にエールを送られました。
壮行会では、女子キャプテンの古賀紗理那選手が「パリ本選では予選からタフな試合が続きますけど、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」と語りました。
また、男子キャプテンの石川祐希選手は「パリオリンピックはメダルを獲るために行くので、メダルを絶対に持って帰ってきます」と力強く宣言。
選手たちの意気込みを聞き、健闘を願われた久子さまです。
(「皇室ご一家」7月14日放送)