台湾の半導体製造大手・TSMCが熊本・菊陽町に建設する第2工場について、第1工場の東側隣接地で計画されていることが分かった。
菊陽町で開かれた会議で、町側がTSMCの子会社JASMからの情報として明らかにした。
第2工場は第1工場東側隣接地
台湾の半導体製造大手・TSMCは日本で初めての工場を熊本・菊陽町原水に建設し、2024年2月に開所式を実施。4月6日にTSMCのシーシー・ウェイCEOが、第2工場についても第1工場と同じ菊陽町に建設予定と岸田総理に明らかにしている。
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4月9日に菊陽町で開かれた半導体産業の企業誘致に向けた本部会議では、町の担当職員がTSMCの子会社・JASMからの情報として、「第2工場の予定地は第1工場の東側」と明らかにした。
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第2工場は第1工場の敷地面積の1.5倍を計画していて、2つの工場で合わせて3400人が雇用される見込みだ。
TKUの取材にJASMの広報担当者は「第2工場はオフィス棟東側の隣接した土地を予定していて、年内の着工を目指している」とコメントした。
吉本菊陽町長「道路しっかりと整備」
また、菊陽町はTSMCの進出を受けて、菊陽町原水の一部で都市開発を進めていて、JR豊肥線に「新駅」やスケートボードなど「アーバンスポーツの施設」の整備を計画。
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新駅周辺のおよそ70ヘクタールで「区画整理」も検討していて、宅地だけでなく、ホテルや大学のサテライトキャンパスの誘致を目指しているということだ。
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菊陽町の吉本孝寿町長は「熊本県と一緒になって今後5年間、いま計画がある道路をしっかりと整備する。(都市開発は)菊陽町が今後、成長する中で必要不可欠な事業」と話した。
(テレビ熊本)