台湾の半導体製造大手・TSMCの進出で注目が集まる菊陽町に、九州最大規模の新たな大型スポーツ施設の整備計画があることが分かった。
スケートボードやスポーツクライミングなどの「アーバンスポーツ」の施設で、2026年度の開業を目指している。
スケートボードなどのアーバンスポーツ
菊陽町によると、2023年に新しくできた菊陽町の総合体育館の北東側に、新しく「アーバンスポーツ」の施設ができるということだ。
![アーバンスポーツの一つスケートボード](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/2/c/700mw/img_2cef5cddaa8130c2688d355b13a5e1a4350358.jpg)
「アーバンスポーツ」とは、スケートボードやスポーツクライミングなどのことで、2021年の東京オリンピックで正式種目に採用された。
熊本県も「将来性が高いスポーツ」として大会の誘致に力を入れている。
九州最大規模で2026年度の開業目指す
アーバンスポーツ施設の建設は、原水地区の都市再生整備計画の柱の一つで、スケートボードの大会や練習ができる設備などを想定している。
![九州最大規模のアーバンスポーツの施設になる見込み](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/5/7/700mw/img_57decfb722bc744c4419f0a724dbf04d395331.jpg)
立地面積は約2ヘクタールで、九州最大規模の施設となる見込みだ。
現在は町役場の隣にある町民グラウンドもアーバンスポーツ施設の隣に移設する計画で、総事業費は計約25億円。
![菊陽町のアーバンスポーツ施設の構想図](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/8/0/700mw/img_80bf65907bc367d898b6ffe4d2a8f2f8410444.jpg)
このうち4割は国の交付金を活用し、町は年間約14万人の来場者と約9.9億円の経済効果を試算していて、2026年度の開業を目指すということだ。
(テレビ熊本)