岸田首相は熊本・菊陽町に建設された台湾の半導体製造大手・TSMCの日本の第1工場を視察した。
その中で、TSMCのシーシー・ウェイCEOは第2工場について「菊陽町に建設する」と明らかにした。
TSMCの日本第2工場も熊本・菊陽町に
4月6日に岸田首相はTSMCが日本で初めて建設した工場を訪問。TSMCのシーシー・ウェイCEOやTSMCの子会社・JASMの堀田祐一社長から本格稼働に向け順調に進んでいることが説明された。

また、岸田首相は意見交換の中で、4月3日に発生した台湾東部沖地震について見舞いの言葉を述べ、TSMCが熊本県内で計画を進める第2工場の建設についても「半導体産業だけでなく、幅広い産業に重要」と話し歓迎した。

TSMC・シーシー・ウェイCEO:第2工場も熊本県菊陽町に建設予定です
TSMCのウェイCEOは第2工場を第1工場と同じ菊陽町に建設する予定と明らかにした。
岸田首相「半導体産業の復活の動き」
第2工場の敷地面積は第1工場の1.5倍で、2024年中に着工し、6ナノメートルや12ナノメートルの先端半導体や、車などに多く使われる40ナノメートルの半導体を製造する予定だ。

視察後、岸田首相は「我が国の半導体産業の復活の動きを感じた」と話し、「投資や賃上げなど熊本での取り組みが全国に広がるよう政策を総動員したい」と述べた。
(テレビ熊本)