10月6日からウズベキスタン・タシケントで開幕する、2022世界柔道選手権。
東京五輪金メダリスト、新井千鶴が引退し大きく勢力図が変わった日本女子70キロ級で、“ポスト新井”として期待される選手の一人が、新添左季(にいぞえさき・26)だ。
日本女子柔道、栄光の70キロ級の後継者
上野雅恵の連覇、田知本遥、新井千鶴。
柔道女子日本代表が五輪で最も金メダルを獲得してきた、栄光の女子70キロ級だが、五輪女王・新井の引退により得意階級は一転、空位になった。
パリ五輪を目指す新添にとって、この世界選手権はアピールする絶好のチャンスだ。
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長年新井と切磋琢磨してきた新添は、世界選手権にも団体戦では2度出場し、2つの金メダルを獲得していて、すでにその実力は折り紙付き。
しかし個人戦は初出場だ。念願の舞台に静かに闘志を燃やしている。
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「2017年の新井選手の個人戦の優勝を目の前で見て、そこからの今なので、やっとだなという気持ちです」
“結果”こそが最大の任務
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自衛隊体育学校所属の新添の現在の階級は、“三等陸尉”にあたる。
「去年から幹部になりました。キラキラがついたら幹部らしいです。ここ(制帽を指差しながら)の金色も幹部です。らしいです(笑)」
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柔らかな雰囲気を醸し出す彼女だが、ひとたび畳に上がれば一変し、キレ味抜群の立ち技を炸裂させる。
「一瞬でもいいところを持ったらそこで掛ける技の威力は負けないと思います。いいところを持った時のみ(笑)」
一瞬の爆発力は世界レベルでも証明済みだ。
去年の世界選手権団体戦決勝では2019年の世界王者、マリー・イヴ・ガヒー(フランス・25)
を得意の内股で破り、日本の4連覇に貢献した。
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「結果を残すことが最大の任務というか、すべきことだと思います。一瞬の隙を逃さずに金メダルを目指して頑張りたいと思います」
自衛官アスリート、新添左季。今大会のミッションは金メダルだ。
2022世界柔道選手権
10/6開幕!
フジテレビ系列で8夜連続中継!
https://www.fujitv.co.jp/sports/judo/world/index.html