フランスで行われたフィギュアスケートの世界選手権、ペアで三浦璃来と木原龍一が組む、通称“りくりゅうペア”が銀メダルを獲得。日本勢としてはオリンピック含め、過去最高の成績となった。

この記事では、その快挙を成し遂げてもなお悔しさを滲ませた二人のインタビューをお届けする。

演技後のインタビュー

世界選手権のフリー
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――お疲れ様でした。最後は頑張った感じの演技でしたが?

木原:

今シーズンはシーズン序盤からすごく上手く行っていたので、最後はベストな滑りをみなさんにお届けしたかったんですけど、少しカナダに戻ってから調子が上がり切らなかったので、悪い練習というのはそのまま出てしまうんだと思いました。

ただシーズンの一番最後の試合で、こうしてまた課題を頂けたので。僕たちはこれがゴールではないので、また新しい4年のスタートなので、最初のスタートからうまく行ってしまうと調子に乗って練習しなくなってしまうので、この悔しさを決して忘れずに、来シーズンまた強くなって戻って来たいと思っています。

三浦:
みなさんからメダル確定という言葉を頂いたんですけど、本当に私自身、それに値する演技ではなかったので、なんだろう…。ありきたりな言葉なんですけど、この悔しさを来シーズンにつなげられるように。来シーズンも最後まで気を抜かずやり切れるように、練習をもっともっと頑張って行きたいと思います。

――演技が終わった後、木原選手は笑顔で三浦選手は涙というのがすごく対照的でしたが、それぞれどんな想いでしたか?

木原:
トロントにいる時から調子が上がり切ってなかったんですけど、ただこうして最後、ミスは出ましたけど、滑っていて楽しいなって思えたので自然と。キツかったですけど、自然と今日も笑顔が出たので良かったですし、楽しかったかなと思います。

三浦:
そうですね。たくさんたくさん、自分の見直さないといけない所はあるんですけど、となりで笑顔で滑ってくれてて、なんだろうもう…申し訳ないなってすごく思ってしまいましたね。でもなんだろう、終わった後に、こんな結果でも「一緒にこれから頑張ろう」っていう前向きな言葉を貰えて、また二人で一からで頑張って行こうと思います。

フリー演技後にインタビューに答えた三浦・木原組

――悔しいかも知れませんが日本勢の10年ぶりのペアでのメダル獲得になりましたが、その点に関しては?

木原:
またひとつこれをきっかけに、次の世代の子どもたちが挑戦してみようっていうか、出てくればいいかなって思います。

三浦:
本当はショートとフリーを完璧に揃えてメダルを獲りたかったんですけど、本当になんだろう…、まだまだ自分たちは練習不足だなっていうふうに思いました。

――それでもおめでとうと言わせて下さい。

二人:

ありがとうございました。

表彰式後のインタビュー

――今メダルを首にかけて、どんな事を思いますか?

木原:

もちろん悔しい思いもあったんですけど、表彰式を終えて、今シーズン頑張って来て、最後はベストな滑りではなかったんですけど、こうしてメダルを獲得することが出来たので、嬉しかったです。良かったです。

三浦:
そうですね、メダルセレモニーが終わった後に、コーチから「このメダルは今日の出来ではなく、今シーズンの自分たちの成長のメダルなので、今日のことはもう忘れて」って言われました。なので、今シーズンたくさん成長することが出来たので、来年も必ず自分たちは成長出来ると思っているので、さらにさらに頑張って行きたいと思います。

――この銀メダルはペアで日本勢最高順位になります。また新たな1ページを刻みましたけど、いかがでしょうか?

木原:

刻み足りないです。まだここがゴールじゃないので。

三浦:
そうですね本当に、ショートとフリーを揃えてやっと刻めると思っているので、もっともっと成長して行きたいです。

――りくりゅうはこれからどう進化して行きますか?

木原:

二人にしか出せないスケートというのをまだまだ出せると思うので、今はものすごく勢いで今シーズン走って来たんですけど、来シーズン、再来シーズンはもっともっと違った雰囲気を出して行けたらなって思っています。

三浦:
自分達らしい滑りもそうなんですけど、今シーズン自分達を成長させてくれたショートプログラムとフリープログラムはもうお別れなので、また新しい曲を挑戦して行くので、新しい私たちをお見せ出来ればなと思います。

――これからもお二人を楽しみにしています。

二人:

ありがとうございます。

様々な困難を乗り越え、新たな歴史を切り開いたりくりゅうペア。彼らのひたむきな努力に拍手を送りたい。

世界フィギュアスケート選手権
フジテレビ系列で生中継(一部地域を除く)
https://www.fujitv.co.jp/sports/skate/world/index.html