3月4日からエストニア・タリンで開催中の世界ジュニアフィギュアスケート選手権。
日本勢の先陣を切ったのは中田璃士、西野太翔、蛯原大弥が出場した男子ショートプログラム。上位5人が80点台にのせるハイレベルな戦いとなった。
中田璃士がワールドレコードで首位発進
日本人男子史上初の2連覇を狙う中田は、自身も予想していたという最終滑走で登場。
前日練習では、ショートプログラムの曲かけをノーミスで終えると、4回転トーループ+トリプルアクセルのコンビネーションや4回転フリップの練習も行っていた。「コンディションはすごくいい。追い込んできたのでできます」と話していた。
迎えたショートプログラム本番。
冒頭トリプルアクセルを出来栄え点2.86点で成功させると、その後もすべてのジャンプを完ぺきに決め、89.51点をマーク。
有言実行で、「4回転の神」イリア・マリニンが記録していた88.99点を塗り替え、ジュニアショートのワールドレコードを更新した。
キスアンドクライで自身の点数に驚いていた中田は、「後半少しばてちゃったけど、すべてのジャンプを完ぺきにできた」と演技を振り返った。
今年のジュニアグランプリファイナルで中田を破った韓国のソ・ミンギュも、完ぺきな演技で86.33点をマークし、中田と3.18点差の2位発進。
中田は「ここで出遅れなかったのが一番いいこと。いい練習もできているので自分を信じてやる」とし、フリーに向けて「最後までやり切るところを見てほしい」と話した。
最終滑走でグランプリファイナルのリベンジ狙う中田は、「勝ちにこだわって、ノーミスをして1位を取ります」と意気込んだ。
