股関節をダイナミックに動かすためのもう1つのドリルは、ジャンプ力を高める「腕の後ろ回しジャンプ」。
腕の後ろ回しジャンプ
走っている時は出来るだけ高くジャンプして、空中にいる時間を長くした方が股関節を大きく動かし足を速く回転することができる。
【腕の後ろ回しジャンプ】
(1)足を肩幅に開いて立ち、両腕を後ろに回して手先が太ももの辺りに来た瞬間に真上にジャンプ
(2)10~20回ジャンプすることを1セットとし、2セット行う
ポイントは、着地した時に足首やひざ、腰の関節を曲げないこと。足を棒のように真っすぐにした状態で着地する方が、地面から大きな反発力がもらえ、より大きく弾んで前に移動することができる。
足が速くなることは徒競走やリレーだけでなく、サッカー、テニス、野球などさまざまな競技の役に立つ。最初に紹介した「走力アップ体操」はトップアスリートも実践しているという。
「速く走ることは人間の体に本来備わっている本能です。正しい走り方をマスターするとケガもしなくなります。足と腕のタイミングを合わせるだけでも速くなるので練習してみてください」
高林孝光(たかばやし・たかみつ)
アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長。1978年東京都生まれ。はり師・きゅう師・柔道整復師の資格をもつ。アスリートに最大限のパフォーマンスを発揮させる「運動機能評論家」。雪印メグミルクの「かんたん骨(コツ)体操」の考案・指導者。よみうりカルチャーセンター北千住で定期的に「健康講座」を開催。成長期応援サプリ「GPCワン」アンバサダー。主な著書に「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)、「身長は伸びる!」(自由国民社)などがある。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院のホームページ https://www.hiza2.com
