緊張の中、ショートではトリプルアクセルを含む全てのジャンプを成功させノーミスの演技を披露。
自己ベスト更新の73.18点をマークし、大きなガッツポーズが飛び出した。
同大会初めて最終グループで迎えたフリー。冒頭トリプルアクセルからのコンビネーションジャンプは成功させたものの、そのほかのジャンプでミスが出て、演技後は悔しそうな表情を見せた。
それでも、前回21位から大幅にランクアップし、自身初めての全日本選手権推薦出場を決めた。
今年の全日本選手権では、同じ会場でジュニアカテゴリーのアイスダンスも行われる。
小河原は、今大会女子で16位に入った吉田菫と“すみいぶ”としてジュニアアイスダンスにも出場予定だ。目指すは、「氷上の大谷翔平」。
「アイスダンスでは1位を狙って世界ジュニアに出たい。シングルは楽しんで最後まで滑りきりたい」と二刀流での活躍を誓った。
ジュニア2年目の岡崎隼士が8位
8位は岡崎隼士。
ジュニア2年目の今シーズンは、トリプルアクセルの成功率が上昇。
今大会のショートでも流れのあるジャンプで成功させ、充実感あふれる表情でフィニッシュ。自己ベスト更新の69.14点をマークした。
「一気に(全日本選手権に)行きたいという気持ちが強くなった」とショート7位から迎えたフリー。冒頭のトリプルアクセルで転倒すると、その後もジャンプが乱れ悔しい結果に。
しかし、スピンですべてレベル4を獲得するなど、そのほかの部分で確実に得点を重ね、初めての全日本選手権出場を決めた。
「ショート、フリーともにノーミスできるように完成度を上げていきたい」と意気込んで、大舞台に挑む。
