交通網が発達し、歩く機会が減った現代人は本来あるべき足の裏のアーチが失われ、かなりの確率で扁平足になっているという。
足裏のアーチを復活させるためには、足の指を鍛えることが有効だ。そこで3つ目は「つま先立ちウォーク」。
(3)つま先立ちウォーク
つま先立ちになって歩くと、足の指が鍛えられるほか、体が前に倒れないように自然と背筋が伸びる。また、ふくらはぎも刺激され代謝も促進される。
【つま先立ちウォーク】
(1)足を肩幅に開き、頭の上からヒモで引っ張られるイメージでつま先立ちになる
(2)腕を大きく振りながら歩く
イベントに参加したメンバー全員でその場でやってみたところ、歩く前と後では姿勢に大きな変化が見られ、最高で約2センチも身長が伸びた人がいた。
(4)バンザイクッションスクワット
最後は、猫背とO脚を同時に改善する「バンザイクッションスクワット」。委縮した背中の筋肉をやわらげ、伸びた身長をキープするエクササイズだ。
【バンザイクッションスクワット】
(1)バスタオルかクッションを太ももの間に挟んで立ち、タオルを両手で肩幅より広めに持ってバンザイする
(2)タオルを背中まで下げながら膝を曲げ、タオルを上に上げながら膝を伸ばす。これを5回繰り返し、2セット行う
高林院長は話す。
「成長ホルモンは『若返りホルモン』とも呼ばれています。成長ホルモンが出るのは『疲れた時』『寝ている時』『空腹の時』です。
のびタスは全身の筋肉を刺激するので、ほどよい疲労感によって夜はよく眠れ成長ホルモンの分泌が盛んになります。全部やっても1分で終わります。1日1回、出来る人は何度でも繰り返して伸長の効果を実感してみてください」
今回紹介した「のびタス」は高林院長の著書「身長は伸びる!」で詳しく説明されている。
高林孝光(たかばやし・たかみつ) アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長。1978年東京都生まれ。はり師・きゅう師・柔道整復師の資格をもつ。アスリートに最大限のパフォーマンスを発揮させる「運動機能評論家」。雪印メグミルクの「かんたん骨(コツ)体操」の考案・指導者。よみうりカルチャーセンター北千住で定期的に「伸長が伸びる!講座」を開催。成長期応援サプリ「GPCワン」アンバサダー。主な著書に「身長は伸びる!」(自由国民社)、「足が速くなる解剖図鑑」(エクスナレッジ)などがある。
アスリートゴリラ鍼灸接骨院のホームページhttps://www.hiza2.com
