11月27日、「めざまし8」のカメラに心境を語ったのは、ジャニーズJr.時代にジャニー喜多川氏の性加害を受けたと訴えてきた橋田康さん。
この記事の画像(13枚)旧ジャニーズ事務所「SMILE-UP.」から提案された補償案を受け入れる、と明かしました。
元ジャニーズJr.橋田康さん(38):
ここからなんですよね。僕の本当にスタートっていうか。
僕の場合は基本的には合意して進めていくのかな。
提案された内容、そして話し合いはどのように進められたのでしょうか。
具体的な動きがあったのは、10月27日のこと。橋田さんは「被害者救済委員会」のメンバーと面会したといいます。
元ジャニーズJr.橋田康さん(38):
いろいろ、本当に聞かれた事に答えたって感じですよ。僕の被害ですよね。僕自身は振り返ってみると人に触れることだったりとか、怖くなってしまった。「触れるの汚い」って思っちゃったりとかもしてたので、自分がそういうことをあった後って。
元ジャニーズJr.橋田康さん(38):
やっぱりそういうので触れない、触れられないとか、申し訳ない気持ちが先に立ってしまうとか、そういう気持ちはそもそもあったのでそういうこととかも話しました。
他の被害者のためにもと、自身の体験を詳しく説明したといいます。
補償内容については「言えないし、言いたくない…」
11月22日、SMILE-UP.は、性被害が確認された35人について、被害者救済委員会から補償内容を通知したことを発表。
そのタイミングで、被害者救済委員会からメールが来たといいます。
元ジャニーズJr.橋田康さん(38):
ただペーって来ただけっていう感じじゃなくて、ちゃんとこう文言としても『ご協力いただきありがとうございます』みたいなところから始まって、ちゃんとしてました。
そこに書かれていた、補償の内容については…。
元ジャニーズJr.・橋田康さん(38):
今、僕の中で言えないですね。言いたくないですね。それぞれの被害を受けた方たちが、それぞれがしっかり、SMILE-UP.さんと着地できるように、僕はその内容の詳細については発信したくないって思っています。
SMILE-UP.によると、救済委員会の窓口に連絡があったのは、11月20日時点で834人。
橋田さんは、この人数について、すべてに丁寧に対応してほしいと語ります。
元ジャニーズJr.橋田康さん(38):
やっぱり流れ作業にはならないでほしいですよね。400人目でも500人目でも試行錯誤しながら慎重に丁寧に対応しないときっと救われない。
元ジャニーズJr.橋田康さん(38):
僕が本当の求めていたのは、自分の被害の決着ではなくお金でもなく未来。新しい、今までっていうものの、凝り固まった、固まってしまったものっていうのを崩れ落とさせて、しっかりと再構築するための道を進んでほしい。
(めざまし8 11月28日放送)