天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、5月4日、東京・港区で開催された「ウィーン少年合唱団」の日本公演を鑑賞されました。
この記事の画像(8枚)コロナ禍の影響で4年ぶりとなった来日公演。
両陛下は、これまで何度も鑑賞されていて今回は4年ぶり、愛子さまは6年ぶり2度目の鑑賞となりました。
「天使の声」披露
日本人3人を含む少年24人が、モーツァルト作曲の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をはじめ、約1時間半にわたり、古今東西の名曲20曲以上を披露。
ご一家は「天使の歌声」と呼ばれる少年たちの美しい声とハーモニーに耳を傾け、アンコールに披露されたヨハン・シュトラウス1世作曲の「ラデツキー行進曲」では、歌に合わせて観客と一緒に手拍子をとるなど楽しまれました。
コロナ禍で苦しんだ合唱団に「大変でしたね」と気遣われた陛下
終演後、芸術監督や団長などの関係者と懇談した両陛下と愛子さま。
ウィーン少年合唱団は、コロナ禍の影響で、2年8カ月にわたり700以上の公演が中止になったといいます。
団員の子どもたちにとっても、公演がない状況はストレスが大きく大変だったという説明を受け、陛下は「コロナの間、大変でしたね」と気遣われたといいます。
また、皇后さまは、普段の練習時間や過去に在籍した日本人団員について質問されました。
お帰りの際、両陛下は「久しぶりに歌声を聴いて、とても楽しめました」と話されたといいます。
(「皇室ご一家」5月14日放送)