国民民主党と東京都の小池都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は夏の参議院選挙に向けた共通政策を28日にも取りまとめることが明らかになった。両党は参院選の東京選挙区で統一候補を擁立する方針で、選挙協力に向けた共通政策となる。

国民民主党と「都民ファーストの会」が取りまとめる共通政策は、「新型コロナ対策」「経済・産業」「女性政策」「中央と地方・統治機構」「社会保障」「子育て・教育」の6分野。両者は国会内で意見交換会を開催するなど連携を強化していて、2月14日に意見交換会を開催し共通政策の素案を取りまとめていた。

関係者によると、参院選に向けて、3月中に両党は統一候補の擁立を目指す考えで、合流に向けた動きが一層加速することとなる。

政治部
政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。