東京五輪の新競技、空手の男子「形」で喜友名諒(31)が金メダルを獲得した。新競技の空手で日本選手として初の金メダル獲得となる。

仮想の敵を相手に、一連の決まった演武で技の正確さや力強さを競う「形」。
喜友名は予選と準決勝で、ただ一人28点台を獲得する圧倒的な強さで決勝進出を決めた。

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迎えた決勝では2019年欧州選手権王者のスペインのダミアン・キンテロ(37)と対戦した。

キンテロが決勝で選んだ演武は「スーパーリンペイ」。喜友名に見せつけるようなキレのある演武を披露し、27.66点とする。

一方、喜友名が選んだ演武は「オーハンダイ」。

持ち味の力強い演武で会場を飲み込んだ喜友名が28.72点。新競技の空手で日本選手初の金メダルを獲得した。

演武を終えた喜友名は「自分1人ではこの舞台に立つことはできなかったので、本当にすべてに感謝しかないです」とこみ上げる思いを語った。

また、金メダルを決めた瞬間、亡くなった母親に向け「優勝したよと報告しました」と話した。

そして、地元・沖縄の子供たちに向け「夢を諦めずに追いかけ続ければしっかりと達成できることを知ってもらえたと思う。大きな目標や希望を持って自分の道に進んでほしい」と話した。