桜前線がスタートしている列島各地。
18日午後2時過ぎの東京・靖国神社には、ソメイヨシノの標本木を調査する気象庁の職員の姿がありました。
5~6輪以上の花が咲いていれば開花宣言となります。
東京管区気象台・川上敏昭さん:
標本木確認して2輪開花していることが確認されました。開花の発表とはなりません。
13日にはまだ、つぼみだった桜。
17日は1輪、桜の花が開き始めていました。
18日の午前に1輪の花が開き、そして最高気温が16.8度まで上昇した午後に咲いたのは2輪の花。
開花の発表は19日以降にお預けとなりました。
一方、東京・上野公園では開花宣言に先駆けて早くも早咲き桜が見頃となっています。
上野公園で見られる早咲きの桜。
公園の入り口には、花見客が立ち止まりカメラを向けるしだれ桜やオオカンザクラがあります。
さくら通りの一歩中に入った場所にはジュウガツザクラが咲き始めていて、その木の下ではすでに花見をするグループがいました。
そして、桜まつりの会場脇にはカンヒザクラが見頃となっていました。
2026年の花見には“ある傾向”があるといいます。
消費者の購買行動データを扱うマーケティング会社によると、お花見派の1543人に2026年のスタイルを聞くと「散策派」が79.3%と大多数を占め、「宴会派」は20.7%にとどまりました。
花見は、宴会よりも桜を眺めながら楽しむライトなスタイルが主流となっているデータが出たということです。
実際、花見客に話を聞くと…。
20代:
さっと行っちゃう。地べたで座って食べるっていうのが、あまり習慣としてない。
70代:
ただ歩くだけ。特に飲み食いとかしないから見るだけでいい。お花がきれいなのをじっくり見たいので、歩き回る方が。
東京都心は19日にもソメイヨシノの開花が発表される可能性が高く、お花見シーズンの到来となりそうです。
一方、春の風物詩も。
夜明け前、富山市の八重津浜は手もかじかむ寒さの中、ライトを照らした人で大にぎわいでした。
この時期、浜辺で見られるのが産卵のためホタルイカが岸に打ち揚げられる様子です。
愛知県から訪れた人は「(Q. どのくらいとれた?)200~300匹かな。楽しみの一つ」と話していました。
浜辺にはホタルイカを狙いに来た人たちが集まり、明け方までにぎわっていました。
さらに、新潟・佐渡市の小学校の給食に登場したのは大きなベニズワイガニです。
児童1人にカニ1杯が提供され、カニポーズを決める子どもの様子が見られました。
佐渡市立赤泊小学校 校長:
6年生にとっては小学校生活の給食、最後の一日前。思い出に残る、思い出の1ページにしてもらえたら。
地元の水産会社の協力で振る舞われたカニ給食に、子どもたちは「毎日食べたいです」「いつも家族から(むいてもらう)カニより、自分でむくほうがおいしい」と話していました。
島根・飯南町で行われていたのは、わらを一本一本束ねる作業。
出雲大社の大しめ縄の制作の真っただ中だといいます。
作業をしていた人は「同じ感覚で目をつくらなきゃいけないが、なかなか揃えるのが難しい。すごい貴重な体験です。とてもうれしい」と話していました。
2026年7月に、2018年以来8年ぶりの大しめ縄の付け替えが予定されていて、先週から本格的な作業が始まっています。
西日本では記録的な雨不足による渇水が続いています。
福岡・朝倉市の寺内ダム。
ダムの底の砂は18日の雨で少し湿っているものの依然乾いている状況が続いていて、貯水率は25%と水不足が今も解消されていません。
福岡市内の水族館では、節水に力を入れるなど危機感が高まっていました。
これまで餌を解凍する際には水を出しっぱなしにしていましたが、今はバケツに水を張り時間をおいて溶かすような形を取っているといいます。
節水を行う中で困っているのがトイレです。
職員は「トイレが一番使用量が多い場所。1年間で110万人のお客さまが来る。どうしてもトイレの水は使用量が多いですね。お客さんも大事だが、まずは生き物たちを守るほうを優先して節水できるところをやっていくしかないかなと」と話し、来場者に節水を呼び掛けています。
関東地方は18日夜から傘の出番となりそうです。
最新の雨予想では午後9時ごろから雨雲が関東にかかり、東京は19日の朝の通勤・通学の時間帯から雨が降り傘が必要な空模様となりそうです。
一方、雨がやむと午後は気温が一気に上昇します。
東京都心は4月下旬並みとなる最高気温21度の予想で、最低気温も4月中旬並みの10度と桜も開花しそうな春の陽気となりそうです。