例えば、歩行機能が低下していてトイレに辿り着くのが難しいのであれば、トイレへの動線に手すりを付ける、居室をトイレの近くの部屋にする、しびんやポータブルトイレを利用するといった方法があります。
■オムツを使った排泄介護のメリット・デメリット
【メリット】
・漏れるかもしれないという心配が少なくなる
・衣類から外に漏れることが減る
・夜間に安心して眠れる
・介護が楽になる
【デメリット】
・本人が受け入れにくい(自尊心が傷つく)場合がある
・オムツ代がかかる
・ニオイや廃棄の問題がある
・かぶれなどの皮膚トラブルが起こることがある
オムツに頼らない排泄介護
オムツに頼らない排泄介護は本人の自立を促し、お互いの関係性を良好に保つことにもつながります。
けれど、オムツに頼ることは決して悪いことではありません。例えば、夜間頻尿で何回も起こされてつらいなら、夜だけオムツをつけることで本人も家族も安心して眠ることができます。
オムツを使った方がいいかどうかはケースバイケースです。どちらがいいのか迷ったら、看護師やケアマネジャーに相談してみてくださいね。
羞恥心に配慮した声かけを
トイレに誘導するときは、本人の羞恥心に配慮した声かけを心がけましょう。トイレを強制したり、せかしたりしてはいけません。
そもそも高齢者は尿意や便意に鈍くなっていることがあります。そのため、本人と介護者の間で認識に食い違いが生じることがあることを知っておいてください。
