忙しい毎日を過ごすからこそ、ぱぱっと簡単に、心も体もととのう食事をしたい。
季節の食材を取り入れ、素材の味を生かしたレシピが人気の料理家・榎本美沙さん。発酵マイスターで国際中医薬膳師でもある。
1年を通して体にやさしい食事を作ることができる、レシピ本『ぱぱっとととのえごはん』(扶桑社)から、新たまねぎとキャベツを使った2つのレシピと4つのととのえポイントを一部抜粋・再編集して紹介する。
春ならではの食材を使ってケアを
冬の寒さがやわらいで、ポカポカ陽気がうれしい季節。新生活に心が躍る一方で、朝晩の寒暖差や環境の変化による緊張などで、体のリズムが乱れがちに。そんな春の不調には、この季節ならではの食材を取り入れて先回りのケアを心がけましょう。
春は冬にため込んだ老廃物を排出したり、疲れや心を癒やしたりする食材が出回ります。なかでも新たまねぎや春キャベツなどの「新」や「春」とつく食材は、ほかの季節のものよりやわらかく甘味があるので、生食やぱぱっと加熱する調理に最適です。
塩麹や酢、ヨーグルトなどの軽やかな発酵食材とも相性がよく、ととのえごはんにぴったり。心身をいたわるすこやかな品々が手軽につくれるので、体調管理にぜひ役立ててください。
丸ごと新たまレンジ蒸し バターしょうゆ
体を目覚めさせて代謝を上げてくれる新たまねぎ。とろっと甘い味わいは春ならではのごちそうです。
<材料2人分>
新たまねぎ…2個(200g)
バター…20g
しょうゆ…小さじ2
青のり…適量
<つくり方>
(1)新たまねぎは皮をむき、上下にそれぞれ十字に2~3cm深さの切り込みを入れる。1個ずつラップで包み、電子レンジ(600W)でたまねぎがやわらかくなるまで8~9分加熱する。
(2)(1)のラップをはずして器に盛り、バターをのせてしょうゆをかけ、青のりを散らす。
<ポイント>
新たまねぎはみずみずしいので、丸ごとラップで包んでレンチンすれば、10分弱でやわらかくなる。
