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子どもの「学校に行きたくない」は限界のサイン。児童精神科の看護師が教える否定しないで安心を届ける親の寄り添い方|FNNプライムオンライン
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子どもの「学校に行きたくない」は限界のサイン。児童精神科の看護師が教える否定しないで安心を届ける親の寄り添い方

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ある日、我が子が「学校に行きたくない」と言ったら、どういった言葉が出るだろうか。

「学校に行きたくない」と言われたとき、それが我が子の“限界のサイン”だと気づけたり、こうした言葉を発した背景を考えられるだろうか。

10年以上児童思春期精神科病棟に勤務する、精神科認定看護師のこど看(かん)さんの著書『児童精神科の看護師が伝える 10代のこわれやすいこころの包みかた』(KADOKAWA)。

本書から、「学校に行きたくない」と言われたときの子どもの状態と親ができることを一部抜粋・再編集して紹介する。

「学校に行きたくない」と言われたら?

子どもから「学校に行きたくない」と言われる。これは多くの保護者にとって大きな衝撃です。「ここで休ませたら休み癖がつくのでは」「嫌なことがあるとすぐ休む子になるのでは」と不安が押し寄せ、つい「もう少しがんばってみたら?」「そんなこと言わないで」と登校を促す方もいるでしょう。

しかし、子どもがその言葉を口にした背景に目を向けてみると、違った意味で見えてきます。

子どもの「学校に行きたくない」は、多くの場合「もう限界」というサインです。友だちとうまくいかない、勉強についていけない、教室で孤立している……。

そんな状況の中でも、その子なりになんとかがんばってきたはずです。それでもうまくいかず、「親に言ったら迷惑かけるかな」「嫌な顔をされるかもしれない」と葛藤し、勇気を振り絞って出した言葉なのです。

「学校に行きたくない」を言うまでの葛藤など親は受け止めよう(画像:イメージ)
「学校に行きたくない」を言うまでの葛藤など親は受け止めよう(画像:イメージ)
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だからこそ、そのひとことの裏には、積み重なった苦しさや葛藤が隠されていると考え、まずは受け止めてほしいのです。

「特に理由はない」と言われる場合もあるかもしれません。けれど、その言葉の裏にも、「気持ちを言葉にするのが難しい」「理由を言ったらもっと困らせるかも」「疲れ切っていて説明する余力がない」といった気持ちが隠れている可能性があります。

大切なのは、今何が起きているのかを一緒に考え、整理していくスタンスです。

不登校の子の多くは将来への不安を抱える

「学校に行かないと将来が大変になるかも」という大人の不安は、子ども自身も強く感じていて、不登校の子どもの多くが「将来が不安」と答えているという調査結果もあります。

つまり、子どもは決して気楽に休もうとしているわけではなく、自分を責め、周囲と比べて落ち込み、罪悪感を抱えていることが多いのです。だからこそ大切なのは、「子どもの今を知り、安心と安全を確保すること」です。

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