東京都内で一番安全なまち、狛江市はさらなる安心を求めて、3D都市モデルを活用した防犯カメラを戦略的な設置を進めている。
2024年、東京都内の刑法犯認知件数は9万4752件。その中で、狛江市は268件となっていて、1000人あたりの認知件数は3.27件と、都内で一番低かった。
狛江市では、さらなる安全なまちを目指し、防犯カメラを戦略的に設置していくために、3D都市モデルを活用している。平面的に防犯カメラの位置を決めるのではなく、設置する高さを含めた3D都市モデルを使って死角を検証しながら、最も効果的な設置箇所を割り出しているという。
さらに、住宅の防犯設備設置にも積極的に補助していく方針だ。
特殊詐欺事件は14件発生していて高額な被害もでているため、特殊詐欺対策として、自動通話録音機の無料貸し出しを行っている。さらに、国際電話が特殊詐欺に利用されるケースが多いことから、海外と固定電話で電話することがない住民に対して、利用休止手続きを行うよう呼び掛けたりもしている。
自転車盗も少なくないため、自転車ワイヤーロックの無料配布なども実施している。