次の【じ】は「情報収集」。ネットや書籍で片付けの情報を得るのも大切ですが、自分が何をどれだけ持っているか把握するのも大切です。リビングに不要なものは何かを、確認します。

そして【せ】は「選択肢の生成」。ここでは、「捨てる」「捨てない」「保留」という3つの選択肢を設けます。

そしてここが片付けのハイライト。【か】の「価値判断」です。

皆さんよく、「もったいなくて捨てられない」とおっしゃいますが、これをどう克服するかがポイントです。

もったいないものを手放す方法

まず、「もったいない」という方に私が常々言っていることは、「未来の自分を信じるな!」です。

目の前のモノの今の価値は?(『マンガで挑戦 とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』から抜粋)マンガ/あらいぴろよ
目の前のモノの今の価値は?(『マンガで挑戦 とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』から抜粋)マンガ/あらいぴろよ

痩せれば着られると思って取っておいた洋服。時間ができたら復習しようと思って本棚にしまってある勉強会の資料。いつか作ろうと思って買ったレシピ本…。

こうしたものは、「今」活用していなければ、きっと未来でも活用する日は来ません。だって、これまでの自分が活用できていなかったのに、どうして未来の自分を信じられるのでしょうか。

それでもまだ「もったいない」と思う方たちには、その「モノの価値」と「自分の価値」を比較してもらいます。

モノと自分の価値を比べてみて(『マンガで挑戦 とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』から抜粋)マンガ/あらいぴろよ
モノと自分の価値を比べてみて(『マンガで挑戦 とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』から抜粋)マンガ/あらいぴろよ

4万もしたスカート?5000円もした仕事の役に立ちそうな本?確かに当時は高かったかもしれませんが、今、それを売ったらいくらになるでしょうか。