秋の叙勲で大綬章の親授式が皇居で行われ、高市首相が、自らの夫であり、旭日大綬章を受章した山本拓・元衆議院議員に勲記を手渡す場面がありました。
親授式は11日、皇居の宮殿・松の間で行われ、天皇陛下は、高市首相から勲章を受け取ると、今回最高位の桐花大綬章の尾辻秀久前参議院議長や、旭日大綬章を受章した高市首相の夫、山本拓・元衆議院議員などに手渡されました。
高市首相は、夫の叙勲について、自らのSNSで、「SNS等で『総理大臣の夫だから?』との憶測も見られますが、叙勲の閣議決定は、私が総理に就任する前の石破内閣の時です」と説明。
その上で「農林水産副大臣や衆議院で何度も委員長を務めた夫は、春の叙勲を楽しみにしていました。しかし2月に脳梗塞で倒れ、リハビリを頑張って体調が落ち着いてきたことから、秋の叙勲の栄誉に浴することになりました」と綴りました。
さらに、「私も総理大臣として午前は宮中に参内しますが、配偶者としての行事への参加は国会答弁のため欠席になります。坂道で車椅子を押してあげられないことや夫婦で記念写真を撮れないことは少し残念ですが、夫が『1人で大丈夫だから、仕事を頑張れ』と言ってくれたので、安心して頑張ります」と記しました。
高市首相は親授式では勲章を受章したことの証明となる勲記を手渡しましたが、受章者の配偶者も出席できる拝謁や記念撮影は欠席しました。
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