風が冷たくなり、秋の深まりを感じるようになりました。
尾道市の柿園では干し柿作りがピークを迎えています。

尾道市御調町の「尾道柿園」は恒例の干し柿作りに大忙しです。
へたをとり、皮をむいたあと、1つずつ型に並べ紐で結びます。
2週間ほど天日干しをして、室内で乾燥させるとおいしい干し柿ができます。

太陽の日差しを受けた吊るし柿は、まるでオレンジ色のカーテンです。
東広島市西条町が発祥の西条柿を使い、今年はおよそ2万個を作っています。

【尾道柿園 宗 八重子 社長】
「暖かい秋だったのでちょっと心配したんですけど、このところ朝晩ぐっと冷えだしたので順調にきれいに乾いていっています。12月に入ったら白い粉の吹いた柿に仕上がると思います」

この吊るし柿は11月中旬まで見られる予定で、12月から尾道柿園や道の駅などで干し柿を購入することができます。

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。