未来のためにやりがいと収入を作り出す
「若者を含めて農業が選ばれにくい中、僕らも2年前から若者を集めてやってみて多くのことを感じました。他の仕事と比べてリスクだけ高く、利益は出ても微々たるもの。普通にやっていたら苦しいです。一方で、未来に向けて生産性が2倍になるような投資もしていかないといけないとも思いました」
それは最新技術を活用したチャレンジや、やりがいを生み出すことだ。
「AIの活用や新たな栽培方法もほとんどがトライできていないのが現状です。梅農家も含めて農家が自分たちの農作物がどうなっているのかわからないことも大きな課題。生産性と収入を上げること、自分たちでブランドを持つこと、それがやりがいにつながる。やりがいと収入を作り出せば、農業界は変わっていくと考えています」
写真提供:うめひかり