店舗で調整すると断然快適に
メガネを長く使っていると「何だか前より見えづらくなった」「メガネがズレやすくなった」といった不具合が起きやすくなる。また、そうした変化に本人が気付けなかったり、原因がわからなかったりする場合も多いだろう。
そのため定期的にメガネ店にメガネの状態を見てもらったり、フィッティングを調整してもらうことも大切だ。

筆者も購入から2年ほどたったメガネを坂田さんに見てもらったところ、フレームが曲がっていたことと、鼻あての劣化でメガネが落ちやすくなっていたことが判明。指摘されて初めて気付いたが、坂田さんに簡易的な調整をしてもらっただけで、メガネは落ちてこなくなり、装着感も圧倒的に良くなった。
「フレームは何らかの衝撃で曲がってしまうことがありますし、鼻あても汗等が原因で劣化しやすいパーツです。鼻あては一体型のものでなければ店舗で交換ができますし、しっかりした調整は購入店舗で行っていただくことをお勧めします」
大手のメガネチェーンでは、3カ月に1度ほど店舗を訪れてフィッティング等の調整をすることを呼びかけているところが多い。そこまでの頻度では難しくても、定期的に店舗でメガネをチェックしてもらえば、かけ心地は向上し、メガネの持ちも良くなるはずだ。
取材・文=古澤誠一郎
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