東南アジアのミャンマーを震源とする強い地震があり、隣国タイも含めてこれまでに150人以上が死亡した。

アメリカの地質調査所によると、日本時間の28日午後3時過ぎ、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の地震があった。

震源地に近いマンダレーなどでは建物が倒壊したり、道路に大きな亀裂が入る被害が起きていて、実権を握る国軍は、この地震で少なくとも144人が死亡、732人がけがをしたと発表した。

タイの首都バンコクでは建設中の34階建ての高層ビルが崩れ、これまでに8人が死亡、100人以上と連絡が取れていない。

ビルにいた作業員:
ビルが揺れていて5階から逃げた。ドカンという音とともに、ビルがドミノのように崩れた。中にまだ仲間が3人残っている。見つかっていないので、待たないといけない。
ビルの倒壊現場では、救助作業が夜通し行われている。

また、別の2つの建設現場でもクレーンが倒れるなどして、あわせて2人が死亡したということだ。これまでに日本人の被害は確認されていません。
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