女性2人を洗脳して、大阪府内の集合住宅の一室に監禁したほか、車を買わせた疑いなどで、22歳の男が逮捕された。
住所不定・無職の男(22)は、6月中旬、大阪府内の集合住宅の一室で、交際していた女性(20代)とその友人女性(20代)に対し、「敵対勢力」の存在を信じるよう洗脳し、3~4日間監禁した疑いがもたれている。
■「敵対勢力」から逃げるためにはスポーツカーを買うしかない
警察によると、男は「敵対勢力」になりすまし、女性に危害を加えるような内容のメールを送っていたとみられている。
さらに、「敵対勢力」から逃げるためにはスポーツカーを買うしかないなどと信じ込ませ、ことし1月から4月にかけて女性2人にあわせて4台の車を(600万円相当)購入させた疑いなどももたれている。
■「楽して生活するため」女性2人を洗脳
男は逮捕当初容疑を否認していましたが、「楽して生活するために、自分の欲しいものをすべて得たいという欲求を満たすために、2人を洗脳した」などと容疑を認めている。
友人女性から「脅されて自由に外出させてもらえない」などと相談をうけた知人が警察に相談して事件が発覚したということだ。