今年は12月21日から大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで開催される。2015年に名称を変更してから4度目だ。

この国内最高峰の大会は、前年のトップ3がシードとなり、予選を免除される。

すでに出場が決まっている5選手
すでに出場が決まっている5選手

前年の成績から男子は鍵山優真、山本草太、女子は坂本花織、千葉百音、島田麻央がすでに出場を決定。

それ以外の選手たちは、地方大会と東西選手権を勝ち抜くか、ジュニアからの推薦選手にならない限り、出場権を獲得することはできない。

その地方大会は、東北・北海道、関東、東京、中部、近畿、中四国九州と6つに分けられ、各選手の所属先に応じて、出場する大会が決まる。

地方ブロック、今年の通過人数

前年の東西選手権の成績で各地区の予選通過人数が毎年変動し、今年の割り当ては、東北・北海道で男女5人ずつ、関東で男女4人ずつ、東京で男女21人ずつ、中部で男子6人・女子11人、近畿で男子16人・女子13人、中四国九州で男子8人・女子6人となる。

各地方大会を勝ち抜いた選手たちは、全日本への最終予選となる東西選手権に挑む(※東北・北海道、関東、東京→東日本。中部、近畿、中四国九州選手権→西日本へ進出)。

東西選手権も、前年の全日本での成績で毎年予選通過人数の変動がある。

ただし、地方大会を勝ち抜いた選手の中で、東西選手権の前後1週間にGPシリーズにエントリーされている場合は、予選免除となる。

東日本選手権は男女5人ずつと免除選手、西日本選手権は男子10人、女子7人と免除選手が全日本への切符をつかむ。

新たな時代を迎えるシーズンの注目選手

北京五輪を戦い、長きにわたり日本フィギュアスケート界をけん引してきた宇野昌磨さんが現役を引退。

アイスダンスの小松原美里さんは現役を引退し、小松原組は解散となった。

2024-2025シーズンの日本フィギュアスケート界は新たなフェーズに入る。