ノルウェーのメッテ=マリット皇太子妃の長男ホイビー被告(29)が、性的暴行や家庭内暴力、マリファナの受け渡しなど計38件の罪で起訴された裁判に世界の注目が集まっている。ホイビー被告は幼少期から国民に親しまれ、20歳に公の場を離れて民間人として暮らしていた。しかし2024年以降、複数回逮捕され、3日の裁判初日には主な起訴内容を否認した一方、一部の軽い罪を認めた。裁判は3月中旬まで続く見通しだ。
「リトル・マリウス」…国民に親しまれた幼少期
北欧のノルウェーで皇太子妃の長男という「王室に近い人物」が性的暴行など38件の罪に問われた裁判に世界的な注目が集まっている。
重大事件で裁かれているのは、ノルウェーのメッテ=マリット皇太子妃の長男、マリウス・ボルグ・ホイビー被告(29)。
ホイビー被告は、メッテ=マリット皇太子妃がホーコン皇太子と結婚する前に生まれた子どもで、王位継承権などはない。
ホイビー被告は1997年1月に生まれ、幼少期は愛らしい存在、「リトル・マリウス」と呼ばれ、国民に親しまれてきた。
部屋に入る様子2004年には妹にあたる皇太子夫妻の第1子が生まれ、ポケットに手を入れて、誇らしげな表情で歩く姿がみられた。
写真撮影の時には、少し緊張しているような様子も。
2017年20歳の時ホイビー被告は「民間人として生きたい」との意向を表明し公の場から退いていた。

しかし、2024年8月ホイビー被告は元交際相手に対する暴行の容疑で逮捕された。
「皇太子妃の長男」が38件の罪に問われた裁判
その後も複数回逮捕され、2月3日に行われた刑事裁判では、性的暴行や家庭内暴力、マリファナの受け渡しなどを含む38件の罪で起訴された。
弁護側は今回の裁判にあたり「長い間この日のために準備してきたにもかかわらず、彼の状態はあまり良くない」と、現在のホイビー被告の様子ついて語った。
現地メディアによると、ホイビー被告は短い休廷の後、体が時折震え、手を強く握りしめる様子も見られたという。

初日の法廷では、ホイビー被告は主な起訴内容を否認した一方、スピード違反、無免許運転など一部の軽い罪を認めている。
世界が注目する裁判は3月19日ごろまで続く見通しだ。
