寒い日が続くこの季節に食べたくなる鍋。今、鍋を楽しむニーズが「みんな」から「ひとり」へと拡大している。
一番の魅力は“自由に自分のペースで”
取材班:
ランチ時ですが、にぎわっていますね。お客さんの目の前には一人1台のお鍋が置かれています。

取材班が訪れたのは、ひとりでしゃぶしゃぶやすきやきの鍋が楽しめる、ひとり鍋専門店「ひとりしゃぶしゃぶ七代目松五郎」(東京・港区)。特に女性客から人気を集めているという。
“ひとり鍋”の魅力はどういったところなのか。
客:
しゃぶしゃぶのしゃぶ具合の好みがあると思うので、おのおのがハンドリングできていいんじゃないでしょうか。
客:
衛生的ですし、気を使わなくていいのでありがたいです。「よそわなきゃ」とか心配をしながら食べなくて済むのでうれしい。

客:
1個の鍋だと不平等になったりするので、これ全部私のだぞ!っていうのが。
誰にも気兼ねすることなく、自由に自分のペースで食べられるのが一番の魅力だという。
フタがお皿に変わる“ひとり用鍋”が異例のヒット
ひとり鍋ブームは外食だけでなく、家庭にも起こっていた。

全国のスーパー100店舗あたりのひとり用の「鍋つゆ」や「鍋」の売り上げは、今や「数人用」を追い抜きそうなほどニーズが拡大している。
3人暮らしだという主婦は、“ひとりおうち鍋”にはまっていた。
50代:
好きなだけ好きな物を入れられる。トマトを丸ごと1個入れたりとか、子供とか主人はそんな好きではないので。

さらに、創業310年の老舗店にもひとり鍋ブームの波がきていた。
創業310年の「中川政七商店」が開発した鍋は、フタが山のように高くなっている。

「中川政七商店」デザイナー・青野洋介さん:
野菜ってお鍋に収まらなかったりするんですけど、こんもり入れても蓋がしっかり閉まるようになっていて、たくさん食べられるようになっている。
さらに、蒸気が抜ける穴を無くすことで、フタをお皿として活用できるのが特徴だ。2025年10月の販売以降、通常サイズの鍋より倍以上も売れているという。
ひとり鍋への需要はこれからも増えていきそうだ。
(「イット!」2月3日放送より)
