ノルウェーで3日、皇太子妃の長男の刑事裁判が始まりました。皇太子妃の長男という「王室に近い人物」が性犯罪を含む重大事件で裁かれることになり世界的な注目を集めています。
ノルウェーのメッテ=マリット皇太子妃の長男、マリウス・ボルグ・ホイビー被告は、4件の性的暴行や、マリファナ3.5kgの受け渡しなどを含む、38件の罪で起訴されています。有罪となり複数の罪が認定された場合、最長16年の懲役刑となる可能性があります。
ホイビー被告は初日の法廷で主な起訴内容を否認した一方、スピード違反、無免許運転など一部の軽い罪を認めています。検察が「王室に近い立場でも、厳しくも甘くも扱わない」と強調したのに対し、弁護側は「報道が過熱し、公正な扱いを受けていない」と反論しました。裁判は3月19日ごろまで続く見通しです。
ホイビー被告に王位継承権はありません。
裁判を前に王室は声明を発表し、被告について「王室メンバーではないが、家族として大切」としたうえで、被害を訴える人たちに思いを寄せ、公正な審理に期待を示しました。