2023年に生産されたコメの食味ランキングが発表された。記録的な猛暑の影響を受けた山形県産米だが、食味は「つや姫」「雪若丸」ともに「特A」と、おいしさの面ではデビュー以来続く最高評価を維持した。

猛暑で一等米比率低下も最高評価

日本穀物検定協会が毎年行っている、「コメの食味ランキング」。今回は、2023年に生産された全国144の銘柄が出品され、味や香りなど6つの基準で評価された。

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県産米では、主力品種の「つや姫」がデビュー以来14年連続で最高ランクの「特A」を獲得し、「雪若丸」も6年連続で「特A」を獲得した。

また、「はえぬき」は3年連続で「A」となっている。

2023年の記録的な猛暑により、県産米の一等米比率が大きく低下した中、おいしさについては最高の評価を得たことになる。

今回の結果について、吉村知事は「厳しい気象条件でも生産者のみなさまがおいしいコメ作りに精励いただいたたまもの。今後も高品質・良食味米の生産に向け、生産者と関係機関が一丸となった取り組みを進めてまいります」とコメントしている。

(さくらんぼテレビ)

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