16日、青森・弘前市でカメラが捉えたのは、建物の屋上に残る雪です。
週末の気温上昇により雪が解け出しています。
この建物の内部では、屋上の雪が解けた水が天井から垂れ落ちていました。
撮影者:
(雪の)重みでつぶれて屋根に穴が空いて、水が中に浸入してきたかたちになるかと。
記録的な積雪のあと、気温が上昇。
解けた雪の重みで天井が崩れ、雨漏りが発生したのです。
撮影者は「水が漏れてきていたので屋根が落ちてくるとは思わなかった。誰もいないときにドンと落ちたみたいなんですけど」と話しました。
積雪が多かった地域でも週末、季節外れの暖かさとなり落雪や雪崩に注意が呼びかけられました。
東京都心も15日に4月上旬並みとなる18.4度を観測しました。
この春本番のような暖かさで、各地の行楽地ではにぎわいを見せました。
千葉・市川市にある動植物園への入場口は大行列。
15日は、約5400人が訪れる人気ぶりでした。
毛刈りされたアルパカや高台に立つヤギ、カワウソなどを抑えて今、人気となっているのが…。
サル山で多くの人が注目していたのは、オランウータンのぬいぐるみとじゃれ合う子ザル「パンチくん」です。
生後6カ月のオスのニホンザルのパンチくん。
親ザルが育児放棄したため、飼育員による人工哺育で成長しました。
飼育員・鹿野紘佑さん(24):
パンチは(2025年)7月26日に生まれて、お母さんの方がぐったりしてしまい育てられなくなり、次の日から人工哺育を始めた。1月19日まで人工哺育を色んな試行錯誤をして行い群れに戻った。
サルは生後間もなくから母ザルの毛にしがみついて安心感を得たり、筋力をつけたりします。
しかしパンチ君には母ザルがいないため、飼育員が筒状にしたタオルやさまざまな動物のぬいぐるみなど代わりになるものを試したところ、パンチくんが選んだのは毛がふさふさのオランウータンのぬいぐるみでした。
飼育員によると「つかみやすそうでサルの姿をしてて気に入ったのか、僕たちも似合うなと思って気に入ってぬいぐるみを選んだ。生まれて2、3日目ぐらいからあげた」といいます。
こうしたパンチくんの状況を公式Xに投稿したところ、母親代わりのオランウータンのぬいぐるみを抱えるけなげな姿が反響を呼び、来園者が急増したのです。
15日には1年前の日曜日に比べ、2倍以上の人が訪れました。
市川市動植物園・安永崇課長:
今まで経験したことのないような人出で、本当にパンチくんさまさまかなと思う。
園ではパンチくん人気を受け、今週末からの3連休、サル山周辺での入場規制などを検討しているということで最新の情報を確認してから訪れてほしいとしています。
一方で無料で楽しめるイベントにも人が殺到。
神奈川・横須賀市で行われている朝市です。
まずは、横須賀市内で人気の精肉店の名物「スカメンチ」。
1個250円ですが先着250人限定の無料配布です。
さらに子供たちが夢中で楽しんでいるのは「エビ釣り」。
これも無料で体験できます。
実はこのエビ、廃止した水道施設を有効活用し陸上養殖した神奈川県産のエビなんです。
株式会社サンエー・鈴木龍成専務取締役:
実験としてエビを育ててみて、育ったものを神奈川県産のエビとして神奈川の方にまずは知っていただきたいなっていうことで、無料配布してまずは食べていただこうと。
この養殖したエビを使ったえびせんべいも振る舞われました。
一方、こちらは大量のニンジン、ピーマン、ジャガイモに比べ小玉化し、高騰しているタマネギです。
1回500円で2分間の詰め放題ができます。
こちらの家族は、まず丸いジャガイモなどを下に詰め、次にピーマンをぎっしり。
さらに、隙間に細長いニンジンを差し込む戦法です。
無料配布やお得な詰め放題を楽しむ家族連れでにぎわいを見せていました。
次の春らしいスポットに向かうと見えたのは、沿道で花見をする多くの観光客です。
三浦市では早咲きのカワヅザクラが見ごろを迎え、花見客が詰めかけていました。
見ごろが早く訪れているというカワヅザクラ。
2026年は例年に比べ異例の暖かさのため、桜まつりを6日前倒しして始めました。
祭りの主催者によると桜の見ごろは2月末まで続く見込みだということです。
16日の東京都心は青空が広がり、最高気温も4月上旬並となる16.7度を観測。
この春を思わせる空模様も16日夜には一変し、東京23区で雪が降る可能性が出てきました。
17日の朝までに予想される降雪量は、多摩西部で3cm、多摩北部、南部で1cmです。
17日の朝は都心でも路面が凍結する恐れがあり、最新の情報に注意が必要です。