FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023 日本対エジプト(10月1日 東京・国立代々木競技場 第一体育館)

来夏のパリ五輪出場権獲得へフィンランドとの開幕戦に3-2で辛くも勝利した男子日本代表(世界ランキング5位・9月30日現在)は第2戦でアフリカ王者のエジプト(同19位)と対戦。

対戦相手エジプトは今年のアフリカ選手権で9度目の優勝に輝いた強豪国。身体能力を生かしたダイナミックなパフォーマンスには目を張るものがある。

そのエジプトに対し日本は第1セット、「怪物サウスポー」西田有志(23) の強烈なスパイクとブロックで幸先良く連続ポイントを挙げると、中盤も初戦23得点でベストスコアラーの髙橋藍(22)のスパイクを皮切りに6連続得点で徐々にエジプトを引き離す。

相手に流れが傾きそうな場面でも、キャプテンでエースの石川祐希(27)の強烈なバックアタックやフェイント攻撃でスタメンの平均身長は日本を約8cm上回るエジプトの高さを攻略した日本が第1セットを25 対14で先取した。

スターティングメンバーは、西田有志(23)、山内晶大(29)、石川祐希(27)、髙橋藍(22)、小野寺太志(27)、関田誠大(29)リベロは山本智大(28)が起用された。

今大会の男子日本代表はグループBに入り、世界ランキング2位のアメリカや、同8位のスロベニア、さらには同9位のセルビアと同組。パリオリンピック出場権獲得のためには、出場8カ国の総当たり戦で、2位以内に入ることが条件。

試合は第2セットに入っている。