彼らは一体、どんな教育を受けてきたのか?スポーツ界の華麗なる一族の息子たちが集結した。

4月10日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)は3時間SP。「華麗なるエリート一族の息子SP」では、三浦孝太、加藤凌平、加藤裕斗、ジュリアーノ・アレジの4人のアスリート二世が登場した。

格闘家になるために、4年間は全額負担!?

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昨年の大晦日のデビュー戦で鮮烈なTKO勝利を果たした、格闘家の三浦孝太選手。彼の父親は、サッカー元日本代表で55歳にして現役の日本サッカー界のキング、三浦知良選手。母親はトップモデルの三浦りさ子さん。

デビュー戦では「これから格闘技界のキングになれるように、一生懸命頑張るので、僕のファンになってください」と宣言するなど、父親とは違う格闘技の道でキングを目指す、注目のファイターだ。

リング上で父親と同じポーズを決めたことについて、「“カズダンス”はやってほしいという声もあって悩んだんですけど、お父さんがサッカーでファンの人と作り上げたものなので、そこはやらずに最後のポーズだけ借りました」と明かした。

この試合後にはInstagramのフォロワーも約3000人から約65万人に増えたといい、その反響に「自分でも驚きました」と話す。

まずは、孝太選手が親から受けた“教育”について取り上げていく。

両親が「4年間限定で全額負担」してくれたようで、その理由を「大学進学か他の道に進むかを考える時期になったとき、“格闘家になりたい”という夢が決まっていた。意味もなく大学に行ったら遊びすぎたりするかなと思って、大学に行かない決断をしたら親が『お前がそうしたいなら、そうしろ』と。その代わり、『4年間は格闘家になるためのお金や夢を追いかけるお金は負担するから、集中して格闘技頑張れ』と言ってくれた」と4年間は両親のサポートを受けていたという。

ゲストのケンドーコバヤシさんは、「(良い選手に)絶対なります。デビュー戦であれだけ輝いていた人は総合格闘技の歴史でもいないくらい。指導者も超一流」と期待を募らせた。

父親がいまだ現役を続けていることを「信じられない」と言いつつ、「自分はデビューしたてですけど、一戦一戦、最後のつもりでやっていこうと思っている。長い間できるかは分からない」とした。

しかし、以前キングカズが番組に出演した際、続けたい意思を示しながらも、浜田さんと「空振りしたらやめる」と約束していた。しかし、息子からすると「空振りしたとしてもやめる気配がない。したときは止めに行った方がいいと思います」と番組MCの浜田雅功さんにアドバイスした。

一番地味なジャケットだけど「ド派手」って言われる!

スタジオにキングカズから借りた洋服で登場した孝太選手。「RIZINの記者会見でも借りて、それを今日も貸してくれた。一番地味な方を…」と話すが、着用しているのは派手なジャケット。

父親から「ファッションはド派手に」という教えを受けている孝太選手。キングカズは、服専用のマンションを持つほど、オシャレにこだわるサッカー界のファッションリーダーだ。

デビュー戦の記者会見にド派手なジャケットで登場したが、この衣装を選んだ理由について孝太選手は苦笑しながらこう話した。

「会見が決まったときに、みんなスーツで来ると聞いていた。自分は格好良いスーツを持っていなかったので、お父さんに相談したら『スーツが多い方の家に行け』と言われて。行ったらお父さんのデザイナーがいて、2~3着持ってて。それが上下真っ赤とか派手すぎるもので、『着られないよ!』と言ったら、『これで…』と一番地味なものを着たんですけど、それでもド派手と言われる」

また、孝太選手は父親からヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)時代のジャージーを譲り受けたという。

「お父さんがヴェルディ川崎をやめるときに、母方の祖父にプレゼントして。去年、亡くなったときに金庫に入っていて、自分が譲り受けた。あんまり持っている人いないと思うし、11番はお父さんしかいない」とお気に入りな様子。

孝太選手は「お父さんの祖父ではなく、母方の祖父ですが、お父さんのことが大好きで、亡くなったときに金庫を開けたら、ジャージーとかレアなものが入っていて、本当に大事にしていた」と、自身も譲り受けたものは大切にしていきたいと話した。

ジュリアーノ・アレジの開き直り

レース界の超新星、ジュリアーノ・アレジ選手。彼の父親はカーレースの最高峰F1で大活躍した伝説のドライバー、ジャン・アレジさん。母親は“ゴクミ”こと後藤久美子さんだ。

ジュリアーノ選手は昨年、日本のレース界に拠点を移すと、2戦目にして優勝。今年はさらなる飛躍が期待されている。

シートを獲得するためには驚くほどお金が動くヨーロッパのレース界。そのためジュリアーノ選手は「パパがスポンサーから数億円集めた」と明かす。

「レースを始めたい時、スポンサーが必要。それが分かったとき、お父さんがスポンサーを見つけた」

ジュリアーノ選手には名門フェラーリなどもスポンサーに。新人レーサーにフェラーリがスポンサーにつくことはそうそうないという。

そんな中、後藤さんがスイスの自宅からオンラインで登場。息子がレーサーになったことを「心配がないと言えば嘘になります。あんまり考えないようにしているというか、想像すると止まらない」と話す。

実はジュリアーノ選手が「レーサーになる」ということを母親に伝えたのは、事後報告だったという。その理由をジュリアーノ選手は「お母さんは学校が大切だと言っていた。レースするために学校ミスっちゃって(休んだ)。お母さん怒った顔してた」と苦笑い。

後藤さんも「最終的には相当休みました。自分の若い頃を見ている感じで、私も仕事と学校で忙殺されていて、かなり学校を休んだので。私が出した条件は“レースはしてもいい。学校の成績が下がったらもうおしまい”」と息子に厳しい条件を突きつけたという。

しかし、ジュリアーノ選手は「でも学校の成績が低かったから、それより下はない。それは助かった」と開き直る。息子の言い分に苦笑しながらも、後藤さんは「だから、(成績が)上がったんです」と笑った。

ジュリアーノ選手は今年、スーパーGTのGT500クラスやスーパーフォーミュラにフル参戦する。最後に後藤さんはジュリアーノ選手に向けて、「1年間あるから、しっかり体を整えて、頑張ってね」とエールを送った。

遊びでやってたら、いつの間にか体操選手に!

リオオリンピック体操男子団体金メダルの加藤凌平選手と弟・裕斗選手。

裕斗選手はインターハイで個人優勝を果たし、大学では主将を務め、団体で全国2位の成績を残した。次のオリンピックではメダル候補と言われる有力選手だ。

そんな2人の父親は、元日本代表の加藤裕之さん。自身の名前が世界共通の技の名前にまでなっている。

幼い頃から体育館が遊び場だったという2人は、遊び感覚で体操に触れていたが、いつの間にか体操選手になっていたと話す。

凌平選手は「物心ついてないくらいから(体育館に)連れて行かれた」と明かし、裕斗選手も「体操をしっかり始めたのは5歳くらい。遊びに行く感覚で飛んでて、ピョンピョン跳んでいたら、いつの間に体操やっていました」と笑う。

父親は平行棒で最高G難度の自身の名が付いた「ヒロユキ・カトウ」という技を持ち、凌平選手もつり輪で「カトウ」というD難度の技を持っている。

技の説明する加藤凌平選手

この技について「後ろ振り上がり脚上挙十字懸垂」だと説明するが、「抜け道みたいな感じで。新技は今ある技より高い難度の技をやって体操を成長させるんですけど、“この形、誰もやっていないだろうな”という抜け道を探して狙って。だから、『カトウだ!』と言えなくて、『カトウって技があるよ…やってみてね』みたいな」と凌平選手は、自分の名前が付いた技を自信を持って言えないと苦笑した。

父親、兄が自分の名前の技を持っていると、弟も欲しくならないのか。そう質問すると、裕斗選手は「僕だけないのもあれなんですけど、レベルが高すぎて。作るとしたら、人生もう一回やり直さないといけない」と話した。

注目アスリートたちのこれからの活躍に期待したい。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)

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