内閣官房参与に任命された自民党の石原伸晃元幹事長(64)は6日、記者団に対し「私はまだ、十分に体力も能力もあると思っているので、国のために役に立てるアドバイスをしていきたい」と意気込みを語った。

政府は石原元幹事長が国土交通相や観光立国担当相を歴任した経歴から「観光立国などの分野での参与として適任」として内閣官房参与に起用した。

石原新参与は6日、首相官邸で岸田首相と面会し、参与の辞令交付を受けたことを明らかにした。その後、記者団に対し「任命を受けて光栄に思っている」と述べた上で「コロナ禍で疲弊している観光業をどのように立ち直らせていくのか、岸田内閣の役に立ちたい」と意気込みを述べた。

さらに先の衆院選で落選した後の参与就任について批判が起きていることについては「選挙は私の不徳の致すところで、勝負は時の運だと思っている。まだ私も十分に体力能力ともにあると思ってますんで、国や地域などのために皆様方のためにお役に立てるアドバイスを内閣にしていきたい」と述べた。


 

政治部
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