3位片伊勢武アミンが5度目の全日本
3位は片伊勢武アミン。
ショートではジャンプにミスがあり、悔しさから涙を流す姿も見られた。それでも近畿ブロックから点数を伸ばし首位に立った。
続くフリーで披露したのは、映画『レ・ミゼラブル』の新プログラム。ノーミスとはならなかったものの、伸びやかなイーグルなど気品あふれる滑りで観客を魅了し、会場を柔らかな空気に包みこんだ。
大学4年生で迎える5度目の全日本。「1年に1度の晴れ舞台なのでベストな演技をして笑顔で終わりたい」と意気込む。
フリーのみ3位で健闘!門脇慧丞が4位
4位に門脇慧丞。
大学を卒業し、迎えた今季は全日本出場を大きな目標に掲げていた。フリーでは7つのジャンプをなんとか着氷させ、気迫の滑りでフィニッシュ。
フリーのみで3位と健闘し、2度目の全日本への切符を勝ち取った。
「オリンピックシーズンの全日本の雰囲気を味わえるので、貴重な経験になったらいいなと思う」
こう話す門脇、4年に1度の特別な舞台へと臨む。
緊張乗り越え全日本決めた森本涼雅が5位
5位は森本涼雅。
昨季までジュニアとして全日本への推薦出場を目指していた森本。あと一歩のところで届かず、迎えたシニア1年目の今季。
「今までで一番というくらい緊張した」と振り返ったフリーでは、『ピアノ協奏曲 第2番』を力強く滑り切った。
念願の全日本出場を決めた森本。憧れの舞台では感謝の気持ちを込めたいと語った。
